英語版『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第1巻が発売されました

 ホットな告知とレポートをお届けにあがりました!
 忙しさにかまけてnoteの更新を怠っているあいだにすっかり冷めてしまった気がしなくもないですが、まあまあまあまあ。

英語版『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第1巻発売
 去る10月8日に英語版『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』の第1巻がVIZ Media社から発売されました。来年の2月14日には早くも第2巻が発売されるようです。
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 諸事情あって、本作の翻訳出版に僕と横田卓馬先生はかかわっていません。KADOKAWAの担当さんから打診を受けたのも春先とかでしたし、粛々と自分たちの仕事をしているあいだにいつの間にか発売されていた、という感覚ですね。実物を手にしたのも、後述のMAGIC CREATOR SUMMIT 2024で開封大好きよしひろさんにMagicCon:Las Vegas 2024のおみやげとしてもらったのが初で、発売から一ヶ月後くらいでした。
 ですが、内容はアメリカンな価格に見あったものになっています! 翻訳を担当してくださったDavid Evelyn氏は日本の文化と『マジック:ザ・ギャザリング』両面に詳しいかたで、巻末にはよくぞここまで調べてくれたと拍手を送りたくなるような作品解説がついています。付録のプロモーション・カードも英語版になっていて、コレクターにも嬉しい一冊なんじゃないでしょうか。
 本作は連載当初から翻訳を望む声が多く寄せられていまして、そのつど「お上の沙汰を待ちましょう」的なことしか言えず歯がゆい思いをしていました。ようやく海外のファンに作品を届けることができ、いまはすっとした気持ちです。
 北米の十月期の書籍売上で、なんとこの英語版第1巻があんな作品やこんな作品をおさえてビジュアルノベル部門三位に輝いたそうです。この作品がより多くの言語圏に届くよう願っています。そしてスレンダーな金髪の美女からファンレターが届きますように!

カイトですチャンネルに出演しました
 ストリーマーとして活躍されているトナカイト(ヘンディー)さんの動画に出演させていただきました。『マジック:ザ・ギャザリング』の紹介動画で、トナカイトさんと、同じくストリーマーのどぐらさんをホストに、YouTubeのカイトですチャンネルにて公開されています。また、僕は出演していませんが、どぐらさんのチャンネルでもプロプレイヤーの行弘賢さん、佐藤レイさんが『マジック:ザ・ギャザリング』のディープな話をされていますので、よろしければそちらもご覧ください。

 ありがたいことに、『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』のプロモーションでYouTubeの動画撮影に呼んでいただくのもこれで四回めとなりました。多くは声のみの出演でしたが、回数を重ねると慣れてくるものですね。初のスタジオ収録にもリラックスしてのぞむことができました。
 ……というのは嘘で、ふつうに緊張しました。最年長出演者とは思えないへらへらした顔! 中身のないトーク! 連載終盤にもかかわらず貴重なプロモーションの場を設けてくださったウィザーズ・オブ・ザ・コーストさまに申しわけなくなってきますね。機会があればリベンジしたいです。
 ホストの両氏はカメラがまわっていないところでも『マジック:ザ・ギャザリング』のストーリーや今後発売される予定の新商品について楽しそうにお話しされていました。メインゲストの両氏はさりげなく高級なファッションアイテムを身につけていて、プロプレイヤーって夢がある仕事だなと(笑)。すっかり共演者のファンになって帰ってきた伊瀬勝良でしたとさ。ちゃんちゃん。

MAGIC CREATOR SUMMIT 2024に参加しました
 去る11月6日に、ウィザーズ・オブ・コーストさま主催のMAGIC CREATOR SUMMIT 2024という招待制イベントに参加してきました。以下レポートです。

 こちらのイベントは『ファウンデーションズ』の体験と参加者同士の交流を目的としたもの。会場のアイデアの城には、『マジック:ザ・ギャザリング』にゆかりのある総勢五十名のクリエイターさんとインフルエンサーさんが集まっていました。プログラムはジャンプスタート・ブースターを用いた同卓での対戦からはじまって、その後プレリリース・パックを用いたフリープレイ、最後に立食パーティーという流れです。

左からびっきー。さん、ホタテユウキ先生、伊瀬勝良、帯屋ミドリ先生、てんてい。さん、畠中愛さん。畠中愛さんのXアカウントより引用

 『ファウンデーションズ』の評価はセット全体でもカード個々でもすでに固まっていると思いますが、懐の広いデザインだと感じました。従来の基本セットのような位置づけながらほどよく複雑で、リミテッドでもちゃんと個性を表現できるんですよね。このイベントで対戦したデッキも「よくできてるなあ」と惚れ惚れするものばかりでした(僕自身は強そうなカードを片っぱしから入れたデッキで負け越しました)。
 イベント中は初期卓から動かない僕と横田卓馬先生に多くのかたがあいさつしてくださいました。「横田先生のついでに伊瀬? とかいうやつにもあいさつしとくか」くらいのノリだったとしても嬉しいです。『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』を連載して六年になりますが、『マジック:ザ・ギャザリング』コミュニティの人たちと直接交流する機会がほとんどなかったので、それだけでも参加したかいがあったというものです。

『マジック:ザ・ギャザリング』のX公式アカウントより引用

 豪華賞品があたる抽選会もありまして、『ダスクモーン:戦慄の館』のコレクター・ブースターを三パックゲットしました。狂喜乱舞していたのですが、その後の賞品を見るに残念賞だったようです。こちらの開封の様子は横田先生のYouTubeチャンネルで近日公開予定です。楽しみにお待ちください。

 早いもので、今年もユーキャン 新語・流行語大賞のノミネートとNHK 紅白歌合戦の出場者が発表される季節になりました。おそらくnoteの更新はこれが年内最後になると思うので、ホットなうちに言っときます。
 みなさまよいお年を!

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