土用なのに、どうしても土を触らないといけない時は間日(まび)にする。
一年で72日間もある土用の日。
土を触ってはいけない期間と言われていますが、絶対にダメではないんです。
土用とは
五行(木火土金水)思想において、四季の境目に土が割り当てられているもの。
春は木・夏は火・秋は金・冬は水
それぞれの季節の変わり目に土をあてはめてるので、土用は年に4回あって合計すると72日間なのです。
土公神様が土の中にいらっしゃる時だから、この期間は土を動かす(触る)のを避けると言われているんだけど、18日間も土を動かさないって無理な場合もありますよね。
土を動かさないことの中には改築や引越し・地鎮祭などの建設関係も含まれているし、特に農業では不可能。
そんな時は、どうするかというと...
間日(まび)を活用すれば大丈夫。
2021年・秋土用の期間と間日
とにかく季節の変わり目なので無理をしないのを心の片隅に置きつつ、この日なら土用を気にせずに土を動かしても良いという日が間日。
秋土用は10月20日から11月6日まで。
そのうち、間日は10月26日・28日・30日
この3日間なら通常通りに土を触っても大丈夫。
でも、現実の生活に支障をきたさないようにするのが大切だと思うのです。
土用期間に土を動かすと土公神様の怒りに触れて、災いが降りかかると言われているけれど今まで知らずに過ごしてきていた場合、きっと土を触っちゃってますよね。
砂場で遊んでたし
引越しは吉日しか気にしていなかったし
ガーデニングで毎日、土を触っていたし
過ぎたことは仕方ないと割り切って「これからは気をつけます」って気持ちで可能な限り、配慮して過ごせば良いです!
あとね、災いが降りかかるのを怖れて、一年間に72日間なにもできないなんて日本の農業と食料の危機!
「災いとか言ってられない。生活かかってるんだから」って言っているかどうかは分からないけれど(笑)
作物を育てくれた人たちの「届けたい、美味しく食べてほしい」って気持ちを無駄にしないためにも、むやみに食べ残したりせずに「いただきます」の気持ちで食べることも大切かな。
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