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オラクルカードにも著作権があります

さまざまなSNSが普及して、個人で発信できる媒体が増えている現在。

オラクルカードの著作権について数年前に調べた内容と変わっている部分がないかを調べてみました。


2020年4月に改定されていて、基本的に商用利用は禁止です。


オラクルカードで収入を得るのは大丈夫?


結論から言うと、オラクルカードを使ってのリーディングで収入を得るのは、著作権侵害にはなりません。


理由は、発生する収入はリーディングという技術やサービスに対して発生したものだとみなされるからです。


オラクルカードの画像をSNSで公開するのは大丈夫?


これも結論から言うと、著作権侵害にはなりません。

お仕事用のアカウントに限らずSNSでの公開は基本的にOKですが、本来のカードとかけ離れると、引用の範囲を超えているという判断になります。


画像・動画のどちらも公開は大丈夫なのですが、リーディングをせずに解説本の文言をそのまま読み上げるだけの場合はNG。

画像全体または一部を加工したり、故意にメッセージ部分にモザイクをかけるのも避けた方が良いでしょう。


規定違反になった例


☑オラクルカードの絵柄部分のみを切り取ってバナーにしたり、画像を組み合わせて提供する。

☑カードの絵柄部分を何かにプリントしてグッズを作製・販売する。

☑カードの複製を作る。


どれも、考えると当たり前のことなんですけどね。

たとえば、好きな天使の絵柄をノートの表紙に印刷して、エンジェルノートとして販売するのはダメなのです。

当たり前すぎました(笑)



実際に見た著作権侵害例


私がSNSで見かけた画像なのですが、ガイドブックの内容を画像で公開している人がいました。


オラクルカードには、それぞれのカードの解説が載ったガイドブックがついています。

そのガイドブックを開いて解説の内容を晒したり、その画像がオラクルカードだと分からないようにして使うのは引用の範囲を超えてますよね。


あとは、見た人がオラクルカードだということが良からない可能性があるので、絵柄の部分だけを切り取って投稿するのもやめましょう。


他には、もう4年以上前になるのですが、切り抜いた自分の顔の画像をカードの絵柄に貼って公開していた人がいました。


天使の絵柄で、顔だけが入れ替えてあったのです。

もし、自分が描いた絵にそんなことをされたら傷つきますよね。


悪ふざけの度を超していて、さすがに見るに堪えないと思っていたら次の日には投稿自体が削除されていました。

誰かに注意されたかクレームがあったのかもしれませんね。


著作権を侵害しているか気になる時は


オラクルカードの箱に発行元の情報が記載されています。

まずは、その会社のホームぺージで「著作権に関するガイドライン」で詳細を確認しましょう。


ガイドラインって、細かい字で読みにくいと思うかもしれませんが、私が使用しているオラクルカードの発行元である、株式会社JMA・アソシエイツのガイドラインは、かなり読みやすく書かれています。


ガイドラインを見ても判断できない場合は、発行元に問い合わせをして確認してくださいね。


▼オラクルカードの記事はこちら▼

オラクルカードの選び方と処分方法(捨て方)


株式会社JMA・アソシエイツ 著作権に関するガイドライン

著作物が自由に使える場合 文化庁




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スピリチュアルヒーラー・桂川ゆり子
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