「私と仕事、どっちが大事?」は男も言う時代
「私と仕事、どっちが大事」を彼氏の私が言うシーンがあった。
定番の問いであり、「どっちも大事」が無難な答えである。
しかし、これは間違いだった。
この問いを本気でされた場合は、険悪な雰囲気になるので注意が必要。
実際に、この問いが出てきたのち、数時間に渡って不仲になった。
人によって恋人との時間に仕事の連絡をする理由は違うと思う。
ただ、恋人にとってはどっちも同じ。
社会人カップルなら避けては通れない深刻な問題だと思う。
この問題が質の悪い理由は「お互いの職場の常識で生きている」ところ。
彼氏の職場の常識と彼女の職場の常識。
どちらも常識だから自分の考えがおかしいとも思わない。
ゆえに、どちらも悪くないのだけど険悪になる。
この体験談を背景から深掘りしていく。
具体的な内容から抽象的な考察を加えるので、あなたにもきっと役に立つ。
女性も活躍できる社会になり、仕事に熱を入れる女性も増えた。
今まで男が女に言われていたことを、今度は女が男に言う場面も増えてくるだろう。
自分の行動を振り返ることで、未然に防げることもあるので参考にしていただきたい。
デート中に彼女が仕事の連絡をしたことが発端
決して今回が特別だったことはなく、今までも仕事の連絡をしていることはありました。
仕事のメールの返信で悩んでいる。
本人も大変でしょう、ですが、私の方が大変です。
なかなか休みが合わないので、せっかく時間を作って有休を取ってデートの時間を確保したのに、捨て置かれているわけです。
楽しくデートしたいのに、仕事のメールを読んで、「大変や〜」とか言う始末。
せっかく楽しいデートにしようとしているのに、仕事のメール一本で雰囲気ぶち壊し。ふざけるのも大概にしろ。
気持ちがプツンと切れ、「私と仕事、どっちが大事なん?という人の気持ちが分かるわ〜」と言ってしまいました。
今回、プチンとなった経緯は私の精神状態の不安定さも影響していると思います。
仕事が立て込んでいて追い込まれている状況でした。
気持ちに余裕がある時であれば、いつものように流せたでしょう。
その後は、なんとか良い雰囲気で終わることはできましたが、夜ご飯を食べながら話し合うことになりました。
お互いの考えが合わず話し合いは平行線
彼女の職場風土と彼氏の職場風土の是非を問う話ではない。
単に、全く違う職場風土で育った2人の常識が違いすぎて理解が難しいことを言いたい。
彼女の職場では、休日の社員に対しても悪びれもなく、仕事の連絡をする。
一方、私が休日の社員に連絡する場合は重要で緊急の時に限る、さらに「申し訳ない」ことを前面に押し出して、連絡することが普通である。
そもそも、こんな状況には滅多に出会わないが。
業種が違う
職種が違う
働き方が違うことなんて、お互いの職場が違うので当たり前と言えば、当たり前。
そのことは十分に理解している。
頭では分かっているが、感情が納得していない状況である。
仲直りするには時間と理解の努力が必要
私たちは、その日のうちに「これからどうするか」を話し合いました。
お互いの自己実現を尊重しつつ、2人で幸せになる方法を探しました。
結果的には見つかりませんでした。
とりあえず、思いのままやってみよう。の結論になりました。
え?解決になってないやん?
その通りです。解決していません。しかし、私はこう考えました。
「今は、慣れていないからかもしれない。」
「今は、すごい疲れている。今の感情だけで決めてしまうのは危険。」
彼女の考えも分かりました。私の思いも伝わりました。
一旦、このことは頭に置いておきつつ、「慣れる」ことができるかを試すことにしたのです。
さらに、私の精神的に仕事で追い込まれていることが続き、不安定になっていました。
この勢いのまま結論を出すのは後々後悔する結論になることを恐れました。
一面だけを見て、好き嫌いを決めてしまうのは得策ではないです。
長く付き合っていくために必要な要素は数多くあります。
100あるうちの1つだけ嫌な部分で、その人と縁を絶ってしまうのは勿体無いです。
99の好きな部分があるなら、残りの1つも良いものに変えられるように寄り添う努力をするのが将来的に良い方向に進むと思います。
それぞれが望む形で進むための方法
お互いの望む形を理解できたら、それを尊重して歩み寄ることが大事です。
そして最も大事なことは「お互いのバランスは常に変わる」ことです。
どちらかがずっと支える。どちらかが自分の理想を叶え続ける。
こういったことはできません。
一方が大変な時は、一方が支える。この意識を持つことが大切だと思います。
日々変わるお互いの状況に合わせて自分たちのバランスを取りながら楽しい時間を過ごしていきましょう。
私と仕事のどっちが大事はかなり深刻なアラート
「私と仕事、どっちが大事?」は深刻なアラートです。
私の場合は、気持ちが切れた時に出た言葉です。
デート中だったので、雰囲気を壊さないためにも最後まで我慢しようと思いましたが無理でした。
我慢の限界を超えた瞬間に出た言葉です。
今回の件で、私たちが仲直りできた理由は2人とも「どう解決する?」と前向きに捉えることができたからです。
出来事から目を逸らさずに、お互いに「話し合おう」とすぐに向き合えたことが幸いしました。
さらに、今回の問題はどちらが良くてどちらが悪いというものではありません。
お互いが正しいのです。尊重できることが大切です。
そんな人に出会えている人は気をつけてほしいです。
そんな人に出会いたい!という人は、以下の記事を参考にしてください。
周りの意見を取り入れているのに上手くいかない、という人の原因と解決策を記載しています。
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