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3回目のデートで告白するのは学生だけ

「3回目のデートで告白する」という言説が蔓延っている。
これは学生しか通用せず、社会人には通用しない。
3回もデートしたのに告白されないのは「脈なし?」

私が学生の頃は、これが常識でした。
この「3回」を目安に告白をしていました。

社会人になった今でも「3回」の数字は目安になっている人がいます。
しかし、その人たちは告白に失敗し、その後に発展していないです。

これは極めて単純な話です。

  • 「社会人」と「学生」の違いを理解していない

  • 人が付き合うことを考えるのはどういう瞬間か理解していない

この2つの理由に集約されます。

学生の頃から恋愛観が変わっていない人。
「もう少し仲良くなってから」と言われた人。

これらの人は読む価値があると思います。

これを読むことで、自分がどういうことを考え、どのタイミングで告白すれば成功するのかが分かるでしょう。

社会人と学生の違いを理解していない

まず、社会人と学生の違いの話です。
その後、社会人と学生とでどのようにアプローチを変えるべきかを紹介します。

社会人と学生の恋愛で違うこと

社会人と学生の違い

社会人と学生で違うことを「経験」「恋愛観」「接触回数」の3つの軸で考えます。

「経験」は、その人が積み上げてきた歴史の深さを指しています。
社会人になるまでに受験やバイト、友達関係、といった多くの経験があります。その人を理解するためにはこれらのことを知る必要があります。
一方で、学生の場合は大抵が同じ道を歩んでおり、積み重ねた月日も少ないです。そのため、理解するのに多くの時間は必要ありません。

「恋愛観」は、「結婚を見据えた」「恋人の存在に憧れて」に分かれます。
社会人の場合は、「結婚を見据えた恋愛」に発展することが多いです。そのため、判断に慎重になる人が多いです。
一方で学生の場合は、「恋人」という存在に憧れ、今だけを考えて付き合うことが多いです。その時の感情に任せて付き合うのが多いと思います。

「接触回数」は、相手の情報に触れる機会を指しています。
学生の場合は、気になる相手のことを「友達から聞く」「学校で見かける」など、相手を知る機会が豊富にあります。
一方で社会人の場合は、同じ職場や同窓生でない限り、その人を知る機会は限られています。
その人と連絡を取り合っている時にしか相手を知る機会はありません。

これらの「経験」「恋愛観」「接触回数」の違いを知ることで、告白の成功の可能性が高まります。

社会人には社会人の適切なアプローチがある

社会人の強み

学生の時が恋愛において、恵まれている環境であることは明白。
でも、社会人になった今にウダウダ言っても仕方がないです。

社会人になったことでできるようになった強みを活かしていきましょう。
恋愛に発展させるために必要なのは今も昔も自分を知ってもらうことです。

まずは、積極的な自己開示をしていきましょう。
とはいえ、言いたくないことを言う必要はありません。

家族のこととか、仕事の内容とか。
自己開示というと、なんでも見せる必要があると考えがちですが違います。

恋愛で必要な自己開示は、その人が見えることが大事です。

例えば、友達とご飯に行った時のことを話すのはどうでしょう?

  • どこに行った?

  • どんな話をした?

  • どう感じた?

これらのことは抵抗なく話せませんか?

どこに行った?→趣味・嗜好が分かる
どんな話をした?→どんな話をする人かが分かる
どう感じた?→その人がどんな感性の人かが分かる

こんな話を増やしたり、質問したり、答えたり、を繰り返すことで人柄の解像度を高めることができます。

これだけで分かることは限られています。
他にも社会人にしかできない体験であなたを伝えましょう。
特別なことはありません。ご飯、映画、美術展、買い物など。
他愛のないことでも十分です。

一番手軽なのはご飯に行くことでしょう。
ご飯に行くだけでも、あなたのことは分かります。

  • 店の選択

  • 食べ方

  • 店員の態度

  • 金銭の感覚

「食べ方」や「店員への態度」は、注視されているので気をつけたほうがいいですね。

映画や買い物、美術展などでも人柄を知ることができます。
色々なプランをすることであなたのことを深く知ることができます。

学生はお金を持っていないので、これらのことはできませんが、時間はあります。
一方で社会人は、お金を持っていますが、時間はありません。

強みを活かしてあなたのことを知ってもらう機会を増やしていきましょう。
質で勝負です。

あなたはどのタイミングで付き合いたいと思う?

ここでは、付き合いたいと思う瞬間について考えてみます。
その次に、どうすれば付き合いたいと思わせることができるかを考えてみましょう。

あなたとの将来が見えたとき

相手があなたと付き合いたいと思う瞬間は「あなたと一緒に過ごすことを想像できた」ときです。

この中には、もちろん「プラスの感情」が入っています。
プラスの感情が「喜び」「楽しさ」「笑い」の何かは分かりません。

ですが、あなたと買い物をしている時でも「楽しい」と思える将来が想像できた時に相手は付き合うことを決めるでしょう。

これを想像させるために、付き合うまでの時間を活用するのです。

あなたと居ることでメリットがあるとき

タイプ別の恋人の順位

これは恋愛に積極的でない人との考え方です。
一人でも楽しめるタイプと付き合いたい場合は、この問題を越える必要があります。

社会人になると自由に使える時間が土日だけになります。
この貴重な2日間を誰に使うかということです。

誰かと一緒に居たいタイプの場合は友達や家族との時間の次にあなたの時間を確保してくれるかもしれません。

あるいは、あなたと過ごす時間を優先してくれるかもしれません。

一方で、一人でも楽しめるタイプは自分の時間を確保することを優先します。
そのため、あなたとの時間は優先度が低くなります。
付き合う前の時点で、あなたとの時間にメリットが見えなければ付き合いません。
なぜなら、付き合ってしまうと自分の時間が確保できなくなる可能性があるからです。

この相手へは自分と過ごすメリットが大きいことを示す必要があります。
付き合う前の時間でアピールしましょう。

全ての行動は打算的に

社会人になると自由に使える時間が限られているため、悠長な時間を過ごしていては恋人はできません。

全ての行動に意図を持ち、自分を知ってもらうきっかけにしましょう。
少ない時間でより多くの情報を相手に与えましょう。

大人になって世界が広がり、多様な人と関わる中で価値観も変化します。

時間は無いのに、恋人として受け入れるかどうかの判断指標は多くなります。
どういうタイミングで恋人として評価するか、を考えて効率的に行動しましょう。

「3回」の数字に騙されずに本質を見よう

学生と社会人では、その人を知る機会と量が違います。

3回でその人を測れるか分かりません。
3回で決着したいなら、恋人として評価できるくらいのイベントを用意しましょう。

数字に縛られるのではなく、どのくらい相手を知ることができたのか。
恋人として評価する材料は与えたのか、を考えて告白するかどうかを決めましょう。

これを覚えておくだけで、ふとした瞬間のあなたの一言が変化します。
この違いを覚えておき、積み重ねることが結果を左右すると思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

私が女性の友達を見ている中で感じた違いをまとめています。
付き合える人、付き合えない人、付き合えるけど続かない人、などの違いを言葉にしています。

マッチングアプリで簡単に繋がれるようになった今だからこその考え方です。

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