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由緒正しい勤務先(会社)の根回し

どうも~
(● ̄(エ) ̄●)ノ
うp主katsuo_mこと戻り鰹☆です♪

北海道に移住するにあたり
最初に一番面倒と思ったわたしの実家への相談が無事に?終了したので、次いで、その時にわたしが勤めていた会社に今後の相談を開始しました。
本記事はその顛末をカキコします。


まず
その時の勤務先は、本社が東京都品川区にあり、食品・飼料・肥料・雑貨類などの製造及び販売をしている会社で、取引先は国内外と広く、主に海外・畜産・農業・健食の4つの部署がありました。

社員は15人前後の小さな会社で、複数部署を兼任している社員も多かったです。中小企業は一人三役四役が当たり前ですよね・・・

特殊な業務が多かったからか?社員は大学出のスペシャリストが主で、最終学歴が大卒じゃないのは事務の方々とわたしだけでした。
特にわたしは派遣会社のアルバイトの身分で入社、その後半年も経たないうちに何故か?正社員として採用という、
他の社員の方々とは異なる入社経緯だったので人一倍頑張ってました。


・・・入社後に
当時の社長が地元(同じ町内)の人で、わたしの実家のことを良くご存じということらしく、ある種の「コネ入社」だったことが判明しました。
実力で入社できたワケじゃないんです・・・


他の社員の方々とは異なる入社経緯だったので人一倍頑張ってました。

わたしは入社当初健食部門に、3年目から農業部門に所属していましたが、
社内では比較的若かったので力仕事はすべてわたし中心で、他にも社内インフラの整備・維持、商品パッケージや販促物のデザイン・手配を担当していたので、すべての部署に関わりを持っていて、全部署のサポートに奔走していました。(コネ入社なんでね・・・雑務はすべて引受けていました。)


そんな
全部署の雑務を担当していて、なおかつ実家のコネで入社したようなもんだったので、恐らく退職を伴う北海道への移住話しは、根回しと相談を慎重に進めてゆきました。

所属部署にわたしの上司はいなかったので、最初は全体の統括をされていたの専務(慶大卒)(アラ還暦)に相談しました。彼は会社のナンバー2で実務を統括していたので、仕事の細かい相談をしました。

次に社長を引き継いだ若社長(日大卒)(アラフィフ)に相談。彼は父親から代表取締役社長を引き継いだばかりで、いわゆるボンボンでしたが、わたしとは年齢が近く、家庭の状況や境遇も似ていたので、妻の病状や親戚付き合いの影響など移住を決断した理由を中心に報告と相談をしました。

実は、このお二方には、奥さんが育児ノイローゼで精神的に弱ってしまい、夫婦の実家のサポートもらうために住まいを会社の近くから夫婦の実家近くに引っ越したり、海外を含む遠方への出張があり、突発的に長時間拘束されることがある営業の仕事を退いて、総務・庶務の方に専念したい(承諾してもらえなかった)など、前々からその都度仕事の相談していて、「家族の健康問題で北海道に移住する」ということはその延長線上にある話しでしたので、一通り慰留はされましたが割とスムーズに相談でき「あとは会長のご判断」と言っていただけました。

最後に本丸の会長(立教大卒)(アラ米寿)です。
会長(入社当時は社長)は会社の創業者で、わたしの亡くなった祖父や父方の本家・分家と交流がある地元の有力者です。地元のしがらみが一番強い方ですね・・・。
そんな縁なのか?どのようなご判断をされたのか?詳しい内情は知らないですケド、非正規労働者のわたしを拾ってくれた恩人です。わたしの結婚式では両家を代表して主賓をお願いし、引受けていただきましたし、大変恩義のある方で、本当に言いづらかったですが家族の幸せにために「裏切者」の誹りを受ける覚悟で相談しました。

結果、会長には「大反対」されました。
慰留ではなく反対です。妻の体調を考えて環境の良い土地に移住する、その決断がまったくの間違いだというお話しです。
妻は夫に従うもの・・・「俺(会長)が(わたしの妻を)説得する!」みたいなこと言われまして、困りました。

今まで通り会社に在籍して、通勤できる範囲に転居したとしても妻の体調を考えると今まで通りの業務はできないので、内勤中心の部署に転属をお願いすることになります。減給されることや賞与・昇給の査定が変更になることも承諾しますと、現実的な代案も出したのですが、聞き入れてもらえず・・・。

前述の通り、大変恩義のある方ですので
「わたしはどうしたら良いでしょうか?」と
無責任に質問してみましたが

「俺が説得する!」と会長。

いやいやいやいやw
今の奥さんを、今の会長に会わせたら、奥さんタヒんじゃうw

う――(;´・ω・`)――ん

結局、転属は駄目なんだー?
営業は育てた後進が居るから大丈夫だし、その他の雑務を総務とか庶務とかの立場でやらせてもらえれば業務に支障は出ないし、減給も受け入れるよ?って言ってるんだケド・・・駄目なんだー?

そっか―(;´・ω・`)―――
なんならクビにしてくれても良いのになー



家族のためだ(>_<。)やむを得ない・・・

「退職願い」ですね


会長との相談内容を専務と社長に報告した後「退職願い」を提出しました。
専務と社長は会長に対して引退間際の高齢者で新しい価値観を受け入れられず「老害」になっているとの認識なので「退職願い」提出後の事務手続きはスムーズで協力的でした。

派遣バイトを含めて足掛け約10年在籍していたのですが、
そんな顛末で退職させていただきました。

よし!オワタ!!
最後は妻の実家への根回し。それが終わればいよいよ移住です!



その後の会社は・・・
専務(功労者)が急なご病気でお亡くなりになり、
健食部署を閉鎖して担当者(功労者)を退職させて
事務をすべて担っていた社員(功労者)も退職させて
常勤だったご高齢の会長が非常勤になり
今まで健食部署で取扱っていた商品とコンセプトが真逆の商品を取り扱う事業を社長のご判断で始められて、事業がすぐに頓挫して・・・

「もう累積赤字がヤバくて倒産しそうです」と
農業部署のわたしの後進から度々電話が来ますが、
すいません・・・なんの力にもなれません・・・。

(俺のせいじゃねーしw)


・・・と
いったあたりで
次回につづく。

今後ともよしなに。

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