【参加レポート】Xデザイン学校 大阪分校 ベーシックコース#03
おおにしです。
Xデザイン学校、6月の参加レポートです。
今回は「ビジネスインタビュー」がテーマです。
実際にある企業の方が来られ、そこのビジネスモデルを題材にしてチームワークを行って行きます。
まず最初は先生の講義から。
企業のゲーム・チェンジとは。なかなか日本の企業が成功しない理由。
現状とこれからのユーザー(消費者)の考え方や行動、今の世の中の流れ、そしてリフレーミングが必要という、これから行うワークに必要な基本的な考え方を教わりました。
そして題材になるメーカーの社員さんが登場されました。
誰もが知っていると言ってもいい、有名電気調理器具メーカーです。
名前もよく出てきます。ある商品に関してはトップシェア(販売個数)。
しかも私の地元はかつて、このメーカーさんの工場と体育館があったので馴染みが深いんです。(今は子会社になってるようです。)
けれども先生がインタビューをして、社内シェアの高い重点商品を一つ一つ検証してくと、
これからの人たちの暮らし方、ライフスタイル、嗜好に沿ってない、どちらかと言えば現状の高年齢層に沿っているというところまでわかります。
ここからが、最初の講義で受けた内容を使ってワークです。
皆で意見を出し合い、分担してまとめていきます。
プレゼンの結果ですが、あれだけ最初に言われているのに、
やっぱり強みであるシェアの高い商品に寄った案になっていました。
我々チームの案は、『調理器具メーカーから「宅食サービス」へ。』
しかしこれは現状の事業を行いつつの事業追加。ゲーム・チェンジではありません。
しかも、技術を活かした食器製造を案として入れた所、すでに行っているとのこと。
調査不足もありますが、まだまだ本当のゲーム・チェンジの発想に至ってないという反省です。
調理器メーカーとして、出来上がるものの「美味しさ」が強みだと考えていましたが、でもこれからは、その概念すらも変わることを考えないといけない。
高年齢と若年層と味覚や嗜好が違うのはすでにあるが、そもそもそんなに「美味しい」ものを求めない。音響メーカーが同じように「いい音」を追求したところから潰れました。
世の中は変わるので、一番強いものを捨てないといけない。危機感として感じました。
今回は「CVCA」も作成しました。事業としての正当性、収益の部分までが求められているのだと実感しました。
なんとか発表まではこぎつけたものの、時間内でここまでやるのはかなり厳しい。
時間を配分して、チームでやることが一番むずかしい。
効率的に、同時に発想できるような癖をつけないといけないと感じました。
後から考えてもおいつかない。
今回、決定したチームでの進め方がやりやすいように思いました。
職種が見事にバラバラなので、バランスがいいんじゃないかという気がしています。
Cチームの皆様、よろしくお願いいたします。
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