海外転職活動(面接①)
前回までのあらすじ
海外転職を目指すべく、LinkedInの中身を英語に書き換え、その時を待つも、全く何も起きず(当たり前か・・・)。その後一念発起して気になる求人に応募し、程なくそのうちの1社からカジュアル面談のお誘いがあり、面談実施後、無事?一次面接を実施する運びとなりました。
一次面接に向けて
カジュアル面談が終了し、一次面接実施の連絡があってから約1週間後に一次面接が設定されました(展開早いなと思いつつ、冷静に考えれば国内転職でもこんな感じの流れか)。とはいえ、海外の人との面接のお作法が全くわからないので、とりあえずYoutubeで海外面接関係の動画をいくつか視聴して、面接の流れやFAQ、「こんな質問にはこう答えろ!」的なものを含めて大まかに学んでから挑むことにしました。色々と動画を見た結果、カジュアル面談と同様に言語が英語なだけで、面接官が確認したい主要項目に国内外で大きな違いはなさそうだと感じ、一安心。一方で英語力については、1週間程度で大きな改善は望めないので、特に英語面接のシミュレーション等はやらずに挑むことにしました(前回同様、英語面接の経験獲得が主要な目標ということで)。
私の英語力について
さて、一次面接に向けて英語対策は全くなしということで「あんたどんだけ英語できるのよ?」という疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。以前の自己紹介記事にも書きましたが、これまでに2年の海外駐在経験はあるもののそれ以外は、日本にいる普通のサラリーマンです。また学生時代はといえば、誕生(ど田舎)〜大学院卒業まで全て日本の学校でしか学んだ経験はありません(英語は嫌いではなかったので、受験英語はそれなりに頑張って勉強はしました)。というわけで、英語は、中学校〜大学院までの国内での学校教育に加えて、社会人になってからの自己研鑽としての英語学習経験(アルクの英語学習教材とか)と仕事を通じた実践のみです。
というわけで、Nativeレベル英語ができるわけでもなく、TOEICも満点には程遠く(850点ぐらい?/約10年前)、客観的な私の英語力として特記できるものもありません。発音も米国駐在を通じて多少は改善されたと勝手に思っているものの、所詮その程度で、あくまでも俺流英語でございます(ただ、割と声も大きく、全くモノ応じせず、積極的に発言できるという性格もあり、意思疎通はできるレベル(会議などの場では聞き返されることもしばしばですが、それを気にしたりとか、恥ずかしいとも全く思わず(仕事ですし)、ベラベラ発言します)までには上達できたと自負しています)。
一次面接
一次面接は、会社側からは私が応募したポジションのHiring managerと同じグループからもう一人の方の合計2名が参加していました(カジュアル面談に参加されていた方(2名)とはまた別の方でした)。
というわけで、まずは会社側からの参加者の方の自己紹介があり、その後私の自己紹介をしました(自己紹介の中で自分の簡単な職歴と志望動機も入れ、おそらく2〜3分くらいで説明しました)。
その後は、カジュアル面談よりも深めに私の経歴について掘り下げて質問され、その後は、本題に。。。
「〇〇という場面(例えば、これまでで自分にとって一番困難だったと考えられる場面)においては、あなたはどのように考え、行動しましたか?具体例を挙げて説明して下さい。」形式の質疑応答が繰り広げられました。この手の質問については、想定はしていましたが、「対策しようもないから、出たとこ勝負で。」と腹を括っていました。とはいえ、そんな突拍子もない質問(場面)はなく、それほど回答に窮することはありませんでした(あとは、「あなたにとって苦手(好きではない)業務はどんなものですか?」や「上司と部下の関係で大切だと思うことは何ですか?」等々)。
会社側からの質問事項を起点にしたやり取りが終わった後は、「何か質問はありますか?」と、次は私の番。正直、今やっている業務のほぼ延長線上であることがわかったので、特にありませんでしたが、前回よりちょっと掘り下げて、組織のことや、働き方(在宅勤務とオフィス勤務のバランスなど)など、細かい内容について確認しました。
そんなこんなであっという間の1時間でした。1次面接を終了する際には、お決まりの「もし2次面接に進む場合は、別途連絡します。」とのコメント。
ただ今回はそれだけでは終わらず、「なお、その場合には適性検査(適性検査とは言ってませんでしたが、概ねそういう目的のものであることはすぐにわかりました)を事前に受検してもらう必要がありますので、その場合は対応のほどよろしくお願いします。」
「えっ?????・・・・適性検査?」と頭の中が『??』でいっぱいになりました。「OK」と答えつつ、内心は驚きを隠せず、「海外転職でも適性検査なんてやるんですか・・・。しかも英語ですよね・・・。」と心の中で自分に問いかけていました。
一次面接に対する私の印象
面接自体は、個人的にはそんなに悪い感じ(雰囲気)ではなかったと感じていたので(むしろいい感じで進んでたのではないかと←ポジティブ思考)、そういう意味では「もしかしたら通過するかもしれない」と思っていました。
ちなみに英語については、現時点での英語力を全て使って、目一杯喋りました。結果、職務経験等についても向こうが求めている人物とそれほど離れていないのだろうなと思われ、またこちらの言いたいことは概ね伝わっていただろうなという印象。一方で面接中に何度か私の質問の理解が正しいかを回答する前に確認したり、こちらの表現がイマイチで、「君が言いたいことはこういうことか?」的な助け舟も何回かあったので(かなり一生懸命聞いてくれた印象)、これでダメなら専門性というより「英語力不足」かな〜というのが正直な感想でした。
一次面接の結果
結果としては、面接の3日後ぐらいに、二次面接を実施したい旨の連絡があり、そこから2週間後に設定されました。
一次面接に通過したということで、おそらく専門性については概ね会社側が求めている人材とマッチしていたのかなと。
また英語についても、一応コミュニケーションが図れて、採用してもいいレベルには達していると判断されたものと前向きに解釈し、かなり自信になりました。
続く。。。