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成長の定義
コミュ障がコミュ障であり続けている大きな要因の一つに「成長の定義」を持っていないからというものがあります。
自分の中で「成長の定義」を持たずに生きてしまうと、いつしか「成長」について考えなくなり
目の前の日常に起こる人間関係の問題に追われて一日が終わり、そしてそんな日々が繰り返されていきます。
成長の定義は人それぞれで構いませんが、自分の中で「成長の定義」がない人は
ぜひnerdHackがおすすめする「成長の定義」で日々を過ごして見てください。
「成長の定義」とは
「知る」と「分かる」の違いに気づいていくこと
です。
これだけではよく分からないと思いますので解説していきます。
「知る」とは「知識」のことを指し「分かる」とは「知恵」のことを指します。
知っていることには「経験」が伴わないが、分かっていることには必ず「経験」が伴います。
この「知る」と「分かる」を混同してはいけません。
「知る」と「分かる」の違いをややこしくしてしまう大きな要因は「結論」や「結果」が同じで「過程」が異なることです。
例えば「起業をすれば自由な時間が増える」という考え方があります。
これは真実です。
しかし、それと同時に「自由」の捉え方が、起業をした人と起業をしていない人では変わります。
起業をすれば、やりたくなくてもやらざるを得ないことが必ず発生し、むしろ起業する前より時間が増える可能性が高まります。
とはいえ、その「やる」「やらない」を決めるのは本人なので「自由」と言えば「自由」です。
起業の例のように「結論」で言えば同じでも、その「結論」に至る「過程」が異なることは日常茶飯事にたくさん存在しています。
というよりむしろ「知識」の大半は経験してみれば微妙にニュアンスの違うものばかりとさえ言えます。
これこそが「知る」と「分かる」の違いであり「分かる」ことを増やしていくことこそが「成長」です。
「分かる」ことが増えれば、似たようなケースに対応することができますが「知る」ことが増えても応用は効きません。
「知る」ことは常に一対一の関係でしかありませんが「分かる」ことは常に一対他の関係性を持っています。
コミュ障の人は、コミュ障を改善するためにあらゆる「知識」を増やそうとします。
しかしそれでは一向に「成長」はしません。
残念ながら得た「知識」を元に勇気を持ってチャレンジしないことには「分かる」ことは増えません。
「分かる」ことを増やすことが「成長」であり、コミュニケーションに関して「分かる」ことを増やすことこそがコミュ障を卒業するためには必要不可欠です。
ぜひ「分かる」ことを増やして「成長」していきましょう。