Xデザイン学校 リーダーコーススタート
第一回のリフレクション
坂田一倫先生のチームビルディングの内容。
チームビルディングの講義
座学とワークショップのスタイルで進行していく。座学〜ワークの交互によって集中を切らさずに体験として学習できる。
初回講義・初対面のチームメンバーとのファーストインプレッション
オンライン・オフラインでこれまで多くの人と会って来たが、受講する方々のレベル感を想像して、やはり多少の緊張感がある。
自分は初めて会う人とのコミュニケーションでは、まずその場の空気を読む傾向がある。そして自分がチームをファシリテートするべきか、人に任せるべきかを考える。結局はどちらでも良いのだが、創造性を発揮する場面では一番良くないのが遠慮して譲り合うことだろう。
相手を尊重しつつ、流れを読みながら場が活性化するように振る舞うことが大事。
次世代のリーダー像
講義の中で印象に残った「次世代のリーダー像」について。一昔前の、相手の心象に構わずに、自分が全て正しいと思い込み、強引に目的のために引っ張っていくやり方では、もはや通用しないのは分かっている。
その中で、意識をしていたとしても、感情的になったり、相手の感じ方は自分ではないから分からない部分も多い。そんな時、相手をよく見て、察する能力だったり、自分の方から「今の伝え方大丈夫だった?」とか「自分にはこういう雑に伝える面があるけど正しく伝わってるかな?」とか、例としては何でもいいけれど、つまりは受けての反応を洞察しながらコミュニケーションを取るということ。
コミュニケーションの仕方も、かなり繊細になっていて、関係性ができるまでは特に慎重に、でも肝心なことは上手く伝える。できてからはある程度強めに行っても大丈夫だが、相手の状況をよく見ることも大事。
ボクシングに例えると、ストレートやアッパーでガツンとやるより、ジャブを多めにしつつ相手の動きや考えを探るみたいに、相手との掛け合い・空気の読み合いの中で、パンチを繰り出すようなことか。
でも、探り合いのその空中戦は意外にしんどそうだ。だからこそ、ボクシングでいうところの「スパーリング」という打ち合いの練習ができるような関係性「心理的安全性」の高い、チームや組織という土台を作ることが次世代のリーダーには必要になってくる。
そのアプローチや実践知を得る意味でも、いい学びになったと思う。
昨日の一番刺さった内容
フィードバックの仕方について。フィードバックは上司からの評価査定の印象が強いが、それだけじゃなく相手のいいところや足りないところを伝えたり、自分についても指摘してもらったりという、掛け合いの部分もあるということ。目的は、お互いに仕事のパフォーマンスを上げることや人間的な成長を促す機会にすること、さらに言えば仕事の現場において「学習」して、成長することの楽しさを導き出す場面になること。
一番刺さったのは、怒る時のやり方。感情的になって相手にぶつけるのではなく、相手に怒りのポイントを伝え、どうして欲しいか伝えるというもの。
これは本当に使えると思う。相手との関係性によっては「怒りの感情を直接ぶつけた時点で終了!」ということもあるから、関係性を維持しつつ、「怒ってますよ!」というのを冷静に伝える非常に高いスキルだと思う。
そういう場面は意外と多い。
まとめ
講義を受け、座学とワークで進みながら、こうしてリフレクションをする。これまでの個人的に学んできたことと、現場で実践していること、そしてXデザイン学校の講義を経ることで、暗黙知から形式知に変わっていく。そういう学びの場を得られたのではないだろうか。
あと一つ。素直に吸収し、やってみるというのも重要なファクターだということ。
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