SDRUnoでNOAA受信
SDRUnoでNOAAの受信を調べるとWXtoImgというアプリでデコードするということがわかりました。
SDRUnoとWXtoImgのデータ信号接続にはいつものVB-Audio/VirtualCable。
WXtoImgからUnoをCAT制御する必要があるのでシリアル接続のためにVSPE。
後述する問題に関する処理も含め、設定(CAT/データ信号)が終わったらWXにてFile>Recordでまずはマニュアル受信テスト。
Unoの受信周波数がWXからのCAT制御により切り替わり、デコードが始まります。衛星受信はされていないので砂嵐が徐々に表示されたら設定は問題ないと思われます。停止して今度はAutoRecordにて衛星待ちとします。
基本的なセッティングは以下のサイトに詳しく書かれています。
ただし、WXtoImgは期限切れのノーメンテなアプリです。
2022年になって大きな問題が発生しました。
WXtoImgが衛星データ取得に参照しているサイトのトップレベルドメインが変わったため必要なデータを取得できなくなりました。
解決方法は以下。
上記サイト内でリンクされている以下のサイトにて解決されています。
要はWXtoImgが本来、自身で取得し保存するデータweather.txtを別のアプリ(Keplers Updater v1.0.0)で書き換える事で解決します。
なので、weather.txtのURLさえ知っていれば手動でこれをDLし、書き換えることも可能です。
以下翻訳抜粋
オリジナルインストールの設定>
WXtoImgを初めて開始した後、Options > Active APT SatellitesにてNOAA 17のチェックを外す。
同じウィンドウで、NOAA 18 の周波数を 137.9125 MHz に、 NOAA 19 の周波数を 137.1000 MHz に変更します。
Keplers Updater for WXtoImg>
Keplers Updater for WXtoImgはKeplerデータを更新するためのWXtoImgの組み込み機能を置き換えるために開発したツールです。
セットアップは不要で、グラフィカルなユーザーインターフェースで使いやすい。
Windows 7以降と互換性があります。
Keplers Updater for WXtoImgはすでに事前設定されたインストールに含まれています。
ツールを起動するにはファイルを解凍しKeplers-Updater.exeをダブルクリックします。
Keplerデータを更新するには、ケプラーデータの更新ボタンを押すだけです。
最新のケプラーデータがダウンロードされ、正しい場所に保存されます。
このツールのより詳細な説明はGitHubで見つけることができます。
その他のリンク
WXtoImg
・同サイト内日本語マニュアル
衛星の位置計算ソフトCALSAT32
リアルタイムの衛星追跡および軌道予測アプリGpredict
SDRplayコミュニティフォーラム/軌道気象衛星APT画像受信