お正月は質素めしを、噛みしめる
今日で三が日も終わり。
明日4日から、通常運転に戻る方も多いと思います。
思えば、昨年12月25日のクリスマスから1月3日の年始までの10日間、アッという間でした。
その間の食生活を振り返ってみました。
よく、お正月太りとか世間では囁かれていますが、年末年始の10日間は普段とさほど変わらない質素で地味めな食事でした。
クリスマスチキン、クリスマスケーキ、シャンパン、年越しそば、おせち料理、お餅など思いつく年末年始ならではのご馳走をなにも食べなかったなーと気づきました。
もともと、私も家族も外食はほとんどしないので、家呑みならぬ家めしが基本。あっ、外食するとすれば、スタバかマックでコーヒー飲むくらいでしょうか。
一昨年までは、おせち料理を取り寄せたり、お餅を食べたりしていましたが、気づいたら最近はなくなっていました。意図していたわけではないのですが。
年末年始の賑やかな雰囲気を味わうのは好きですが、それに付随する諸々の鉄板アイテムにさほど興味が薄れてきているのかもしれません。
以前よりは、がんばって季節感を取り入れて、世間や時流に取り残されないようにしなくちゃという焦りがなくなってきたのかも。
◇ ◇ ◇
それではここで、年末年始の華やかな雰囲気ゼロの質素めし3品をご紹介します。
①きんぴら大根
②ヨモギとさつま揚げの天ぷら
③なすと人参とさつま揚げの甘辛煮
普段と変わり映えしない、手作りの質素めし。
もちろん、私は、クリスマスディナー、おせち料理、肉汁したたる高級和牛、お寿司(大トロ、ウニ💛)など、豪華めしも大好きです。
質素めし、豪華めし
世間や見栄や損得に惑わされることなく、
今、自分がほんとうに食べたいものを素直に選べる
これが豊かさだなと感じています。
質素めしが、今一番食べたい。
そして、手作りして食べられる幸せをゆっくり感じたい。
でも未来は、豪華めしが食べたくなるかも。
いや、もしかして、
この質素めしこそが、私にとっての豪華めし
になってきているのかも!
だって、お金の代わりに、二度と取り戻すことができない ”時間” と ”手間” を掛けていますから、こんな贅沢はないのかと。
私の辞書にある「豪華」の定義が、
一般辞書のものとは、もはや違ってきているのかも。
他にも、私の辞書にある「幸せ」の定義と、一般辞書の「幸せ」の定義とでは、ピタっと合っているわけではない。
豪華、幸せ、豊かさ、優しさ、美しさ、楽しさ、喜び、生きる、人生、愛・・・
これらの言葉たちを、誰かの辞書ではなく、
自分の辞書でちゃんと定義できる人生
を歩んでいきたい。
質素めしを噛みしめながら、そう感じました。