ラジオ投稿日記
こねくと(月曜日)
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同期の話
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僕の同期が朝礼の時に突然「僕がこの会社を変えます!」と宣言しました。
どうも後輩から焚き付けられたらしく、その後,色々大人な力を使ったようで、ある部門のリーダーになりました。
意気揚々とリーダーとして腕を振るったのですが,それが悉く色んな人からの反感を買い一ヶ月もしないうちに業務が滞るようになり、焚き付けていた後輩からも見向きもされなくなり、一年後、逃げるように会社を辞めてしまいました。
それほど仲良くもなかったし、僕は他の部署にいたのでそれほど迷惑は受けませんでしたが、何やったるんだろう?と思いました。
不採用
ほぼ事実。
ただ書いてないこともあります。それはその同期がなったある部署のリーダーの位置に僕がいたと言うことです。
彼はどちらかと言うと静かな人でした。
仕事も真面目にしてるし文句もいわない。言われた事をする。
そんな人でした。表面上は。
しかし彼はそんな人間ではなった。
社内の女性社員に手を出す、陰口がひどい、遅く帰って仕事をしているふりをしてコンビニでサボるなどなど。
それを彼は「自然に」やっていた。
全て自分がしたいようにしていたのだ。
悪い事やっている意識はない。
そんな人間だったのだ。
そんな同僚がいる部署のリーダーになった僕。気に入らなかったのかどうかは知らない。ただ,彼を焚き付けた後輩は僕の事を気に入らなかったようだ。
後輩は、ただ命令されるのが気に入らなかった。仕事を押し付けてくる(と勝手に判断)僕が気に入らなかったようだ。「自分だけが楽をしやがって」と,酔った勢いで言われたこともある。
アホかと。
確かにめんどくさい客がいる。それを全て僕が行っていたら後輩に成長がない。
だから言ってもらい,何かあったら僕がいけばいいとおもっていた。だか、後輩はそれが気に入らなかった。
だから同期を焚き付けた「あいつはリーダーに向いていない。辞めさせてあなたがリーダーになればいい」と。
そして同期は動いた。
「僕が会社を変えます!」と朝礼で宣言。
社長や会長がいる前でだ。
そして彼は当時、上役になるために必要な「管理者養成学校」への入校を直談判した。
そして、社長や会長,事務長などと飲み会を経て自分の方がリーダーに向いていると言いまくったようだ。
自分から動く人間が好き,酒が飲める人間が好き,遊んでくれる人間が好きな上の人間は同期をその部門のリーダーにし、僕を新設した営業部の部長(部下なし)にした。見た目上は昇進なので何も言えないだろうと言う魂胆見え見えだった。
しかし。
僕にとっては「ラッキー」以外の何者でもなかった。なにしろこんな同期やいう事を聞かない後輩、後,ここには出てこなかったが、すぐ休む、すぐサボる先輩などなど。
しかも当時入ったばかりの新人。はっきり言って使えない人ばかり(新人くん除く)
なのでどういう気持ちで会社が動いたかは知ったことではなかった。
とりあえず営業の仕事をしながらも今までいた部門の仕事もするということになった。
喜んだのは同期と,僕を貶めたかった後輩。
しかし,そんな蜜月は本当に長く続かなかった。
1週間でその後輩が「あいつ(同期)はだめだ!」と文句を言い出した。
すぐ命令してくるし、自分が行きたくないところを活かせるだのなんだの。
お前が僕に陰口叩いてた事だよなと思いつつ。
先輩も「あいつなんもしない」とため息。新人くんは「上着の前ボタンをしてなかったと怒られたけど,ボタン閉めてましたよ」と困惑。
そして僕は、同期から「基本的に今の仕事はこっちでやるので一切手を出さないでくれ」と言われたので,はいと,自分の担当の地区と現場のみをやっていた。
ちなみに、新人を入れないといけないくらいの人員。僕が抜けると人が足らないのだ。
なのに仕事をしなくてもいいと言ってきたので,まず現場が回らなくなる。
新人教育を他の人に任せるので,その人も仕事が回らない。
同期は今まで僕がやっていた苦情対応に追われて仕事ができない。
それでもなんの対応もしない。
どんどん仕事が回らない。
しかし、会社もその事について何も言わない。そりゃそうだろう。まさか,自分たちが任命したリーダーが一か月も経たないうちに仕事を滞りらせるとは思わなかったのだろう。認めなくなかったのだろうか。仕事が滞っても何も言わなかった。
恐ろしい事だが、事実。
最初の一カ月は,同期も頑張っていたし、上司に「自分の言う事を聞いてくれない。なんとかしてくれ」と言っていたようだ。あと、僕はに仕事をするなと言っていたのに「あいつが動かないのが悪い。あいつはポンコツだ」と言っていたらしい。
上司にも言われたが「彼が手を出すなと言ってきたので。でも僕は全然手助けができますので言ってください」と言っていた。
同期をは事務所にいる人間,他部門の人間のことも悪く言うようになり、あれほど「仕事ができる」と言われていた同期は自分の行動、言動で信用を失っていったのだった。
これがだった一か月で起こったこと。
そして、二か月目。同期は全く動かなくなった。仕事をしないとかではなく,リーダーとしての仕事を全くしなくなった。
それでも仕事がなんとか回っていったのは,あくまで個人で動く仕事が多いので個々で頑張ればなんとかなるからだ。
共同作業の人集めもまず僕が人員の一人に数えられ(強制的に)あとは上司が適当に選ぶ。
そんな感じで仕事が進んでいたのだ。
だったら,リーダーなんていらないんじゃないのか?
などと思いながら一年。
同期が結婚することになった。
今まで市内に住んでいたのに、奥さんが住んでいるところに住むことになり、車で1時間半(高速に乗って)から通うことになり、そして。辞めた。
めちゃくちゃにしていって逃げるように辞めていった。
ちなみに、そのあと,文句の多い後輩がリーダーになった。そいついわく「あいつ(僕のこと)がもっと仕事の指導とかを積極的にしないのがおかしい」と上司に文句を言っていたようだ。アホなのはそれを「もっともだ」と言っていた上司どもアホだが。
一つ言っておく。
僕は他部署の人間だ。
一応、仕事を兼任はしているがあくまでも兼任。
口出すわけにはいかないのだよ。
出したら出したで後輩は文句を言うだろうしね。
でも、後輩はその後5年間リーダーとしてその部門にいた。はっきり言って後輩も何もしなかった。彼はめんどくさい仕事を自分で行うわけでもなく,しかし,誰かにさせることもなく、他の仕事の采配もすることもなく、仕事を教えることもなく。
本当に何もしなかった。
それでも仕事が回ったのは,同期がめちゃくちゃやった時にみんなが鍛えられたから。自分で考え,動くようになっていたからだ。だから5年も後輩はリーダーでいれたのだ。
しかし。めちゃくちゃな会社だな。
あと後輩がリーダーの時,僕ははっきり言って集団イジメにあっていたのだが。話す機会があったら書きます。主犯は後輩。そして同じ年の後輩。
思い出してもムカつくので気が向いたら。