ラジオ投稿日記
番組
おとなりさん(金曜日)
テーマ
緊張した事
投稿つられて緊張することもあると思います。
このお盆休みに金沢に旅行に行きました。
最大の目的は、泉鏡花生誕150周年記念トーク&朗読ライブに参加する事でした。
妻は作家の泉鏡花が大好き。
そして、泉鏡花の作品をたくさんコミカライズされている波津彬子(あきこ)先生が大好き。
そのイベントに波津先生も参加されるとあってもう行くしかない!ということで行くことになりました。
その日の妻は朝からソワソワソワソワ。
会場に入ると波津先生の姿が。
「サインもらいに行っていいかな?」とソワソワ。
普段知らない人に話しかけたりするのも平気な人なのにど緊張。
妻は「こんな機会絶対にない!」と緊張しながらサインをもらいに行きました。でも先生の周りをグルグルグルグル。ソワソワ。それを見ている僕も緊張してきました。
何とかサインをもらい、それどころか少し話をしていただけた妻は「何話したか覚えてない」とボーッとしていました。
その後の劇団「花組芝居」のお二人とフリーアナウンサー戸丸彰子さんの朗読会が思った以上に素晴らしかった。
帰り際に戸丸さんと妻と僕で写真を撮ってもらいましたが、その時僕が緊張していたのはナイショです。
また機会があったら参加したいな。
不採用
このお盆休みに金沢に行きました。金沢は夫婦揃って大好きで、妻は毎年,僕は2年ぶりに行きました。
金沢が好きな理由は
1.海鮮が美味しく
2.回りたい場所が固まっているので便利
3.駐車料金が(探すと)意外と安い
あと
4.美味しくお店を見つけている
今回,お昼に食べた大衆食堂のカツ丼がめちゃ美味っ!
暑いので食べたアイスとアイスコーヒーがめちゃ美味っ!
夜に行った居酒屋のメニューが何食べてもめちゃ美味っ!
2日目に食べたカツカレーがめちゃ美味っ!
食べるものが美味しいってサイコー!
さて。
本来の目的は投稿にも書いた
「泉鏡花生誕150年記念 アート&朗読ライブ 鏡花VS(といえば)花組芝居」と言うトークと朗読会に参加する事でした。
正直、奥さんが行きたいと言っていたので行っただけで,何をするのかもわかっていませんでした。
金沢はアートの街というイメージが僕にはあります。会場となった金沢市芸術村は,アートをしている方々がいて、石像を作ったり,ジャスの演奏をしたりしていました。
会場となったアート工房の中も変わった会場でした。
・・・写真を撮ってくればよかった。
会場に入ると左手にスクリーンがあり、おそらく今回朗読される「夜叉ヶ池」と「天守物語」が流れています。
スクリーンの前に獅子頭。
正面にオルガンと人形(球体関節人形)
そして。
その二つの作品のイラスト原画が4枚。
(写真は撮影禁止)
それを描いた方、それが今回奥さんが会いたくて仕方なかった方。波津彬子先生が書かれた作品。
そして。
スタッフの方と談笑されているのが、波津彬子先生。その人だ。
「あの人?」
僕が聞くと奥さんは「多分」と自信なさげ。そりゃそうで,顔出しされてるわけではないので仕方ない。ただ,佇まいなどでどう考えてもそうなのだ。
うちの奥さん、例えば推しのトライアル選手なんかにも平気で握手やサインをもらいに行くし、例えば道に迷った時,その辺りを歩いている人にも平気で声をかけられる人。
奥さん曰く「どうせ2度と会わないし」「大丈夫。顔なんて覚えてないよ」と言って話しかけにいけるのだ。
ただ、社交的なのかと言われると決してそうではなく、例えば僕は人見知りなのだが、妻は人見知りではなく「人嫌い」。
基本的には簡単に人に心を開く人ではないのだ。
平気そうに話している時ほど、分厚い心の壁を築いている。それが我妻なのだ。
そんな妻が,見た目にもわかるほど緊張している。幼なじみで長い間一緒にいるが,なかなか見れる姿ではない。
なので,僕の方まで緊張してきてしまう。
先生の周りをウロウロ・・・ウロウロ・・・ソワソワ・・・キョドキョド・・・ソワソワ
そのうち先生と話をされていた方(おそらくは編集の方)が先生に声をかけて奥さんを促して,先生のところに行く事ができました。
昼間に寄った金沢能楽美術館にあった波津先生のイラストが描かれた絵葉書を買っていて、奥さんはそれにサインをもらっていました。
実はその絵葉書,美術館の前を歩いた時にたまたま見つけたもので,これにサインをもらおうという発想が全くなかったし、またまたサインペンを持っていたのでサインしてもらえたという。
うちの妻、こういう運を持ってます。
サインをもらい、先生と何か話をしています。奥さんは大きく頷いたり,何かを話したり。投稿には少しの間と書きましたが,実は5分くらい話をしていました。
帰ってきたら奥さんはぼーっとしていました。
「何話してたの?」
と聞くと
「覚えてない」
との事。
とりあえず・・・よかったね。
そう言えば今日、夕方のニュースで推し活の話をしていた。
アクリルスタンドを持ってばえる写真を撮ったり,一緒に写真を撮ったり。と言うのが「流行っている」とそのニュース入っていた。
やめてくれ。
「流行り」などと言わないで欲しい。あなたがの尺度で推し活を語らないで欲しい。
推し活はもっと尊い。そして推しを推すことでコチラも満たされるのだ。それは流行りではない。貴方がの流行りは廃る事を前提にしている。そして廃ってきた時こそあなた方の本領発揮。
推し活がどれだけ愚かだったかを嘲笑も込めて語り出す。そして、そう言った下劣な言葉が好きな腐った奴らが群がってくる。
それすらも嘲笑うような報道をするのだ。
ほんとやめてほしい。
マスコミたち、そしてそれが好きな下劣な人はコチラの世界に来ないで欲しい。切に思う。
話がそれました。
幸せそうな奥さん。
それを見ている僕も幸せな気分になる。
そして。
朗読会が始まった。
まずは「夜叉ヶ池」。
夜叉ヶ池に住む龍神、白雪は剣ヶ峰の若旦那に恋焦がれている。会いに行きたいが,そのためにはこの辺りの山々を水に沈める必要がある。しかし、人間との盟約があり,動くことはできない。
人間との誓いを破り会いに行こうとする白雪とそれを押し留めようとする従者。
その会話劇を朗読家の戸丸彰子さんが演じる。赤い着物を見に纏った戸丸さんの姿は本当に美しい。としかいえなかった。
朗読会初参加だがこれほどのパワーがあるのか。そう思った。
次の「天守物語」
これには花組芝居の座長の加納幸和さんと押田健史さん、そして戸丸さんも参加されて
始まった。
加納さんが人ならずもの、天守夫人、富姫を演じる。
花組芝居という劇団は歌舞伎のパロディをされている劇団で、団員は全て男性。(スタッフは全て女性だそう)なので女方も男性が演じる。目を閉じてそれを聞くとそれはもう富姫なのだ。
目を開けるとおじさん(失礼)
押田さんは富姫と惹かれ合う人、図書之助を演じる。
その二人の掛け合いは惹かれ合う二人。
人と人ならざるものの禁断の愛を目を開けるとおじさんが演じている。
だがそのうち,その二人のおじさんは富姫と図書之助にしか見えないのだから不思議だ。
戸丸さんは富姫を姉と慕う亀姫を演じる。
そう。戸丸さんは夜叉ヶ池の白雪、従者、そして亀姫と演じられているが,全て違う。白雪は幼く愛に身を焦がす演技で、従者はそんな白雪を嗜める老婆のように、亀姫はお転婆が抜けない少女のように演じる。
朗読会とか、花組芝居の演劇とかを見に行きたいと思い始めている自分がいました。
年末、東京で夜叉ヶ池の楽屋公演というのがあるそうで,妻とどうしようかと話しています。
年末だしなぁー
さて。この朗読会、次の日も行われるとの事で。
そりゃもう。
参加しましたよ。
妻曰く「1日目と2日目とでは演じ方が違う」との事。
よくわかんないなー。どっちにせよ。
ステキじゃ。
そんな金沢旅行でした。
ちなみにですが。
FM三重でやっているMie color trip(ミエトリ)にも同じよな内容の投稿もしました。
旅をテーマにするコーナーがあるのでそこに投稿しました。
不採用でした。
なかなか難しいです。
まだ8月は一度も採用されてないのです
難しい。