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第20回 超人オリンピック 決勝 でのロビンマスク 対 キン肉マン


ボクが小学校4年の頃「キン肉マン」がむちゃくちゃ人気があった

ジャンプコミックスの第1巻が発売されたとき自転車で地元の「生野銀座商店街」
(現在のベルロード中銀座商店街を含む)の書店に買いに行ったのだけど売り切れ!

書店のおばちゃんに次いつ入って来るのか聞いても

「そんなんわからんわ」のツレない返事で撃墜されて

家に帰って途方に暮れていると母親の成子が

「阿倍野のユーゴー書店やったらあるで」と豪語したので

「大きい本屋やったらあるのか!?」と次の休みに連れて行ってもらったらあった!

平積みであった!

キン肉マン1巻!やったー!

「週刊少年ジャンプ」ではすでに読んでいたがやはり単行本は違う!

この重み!全てのページがキン肉マンなのだ!
1巻はその日から読んで、読んで、読みまくって、最終的にカバーは破れて、表紙の厚紙なんてパタパタめくり過ぎて引き千切れてしまった。
そうなるまで読んだ。
何度も読んだ。

もはや毎日キン肉マンを読むのが習性化してしまったのだ…
キン肉マン中毒と化してしまったのだ。
1980年、ボクが10才の頃だ。

ボクはそれからずっとキン肉マンを追いかけている。

今もだ。

そして今でも考察する。


2014年か2015年ころだったか、バンダイからキン肉マンのアクションフィギュアが発売された。
S.H.Figuarts「キン肉マン」シリーズだ。

キン肉マンだけでなく登場する主要超人が続々発売された
ボクは当時ほぼ全ての S.H.Figuartsの超人を買い揃えていった。


S.H.Figuartsキン肉マンシリーズは当時最先端の可動域を持っていてどんなポーズも(そのキャラクターによりはするが)取らせる事も可能だった。

ボクはそのS.H.Figuarts同士を戦わせるつもりだった。

だからフルメンバーを揃えるのだ!

当時のボクは仕事の休み、夜通しフィギュアをいじりまくった。
そして夢中で撮影した。

原作を何度も読み返しながらその時のキャラクターの心境を妄想した。

楽しい時間だった。

撮影したS.H.Figuartsの画像(自身のinstagramから)S.H.Figuartsでないフィギュアも写ってます↓

(自身のinstagramから)

ほんとうにいろんなシーンを再現した↓

(自身のinstagramから、これらはその一部です)


更に自身のinstagramから追加します↓

キン消しで遊んだあの頃と何ら代わりはない、それがボクの癒やしだった。


何も考えずにキン肉マンの世界に
そして超人プロレスに没頭した。

(試合序盤でのロビンがスグルにかけたブレインバスターのシーン。フィギュアは支えもなく自立しています)

S.H.Figuartsは優秀だ。
上の画像は 第20回 超人オリンピック 決勝 での
ロビンマスク 対 キン肉マン の試合序盤でのロビンがスグルにかけたブレインバスターのシーンを再現したものなのだが

フィギュア同士で技をかけさせて自立している。

何かで支えている事はしていない。


画像のロビンのブレインバスターは

上記で言った通り試合の序盤なのだがボクは思った。

…あれは通常のプレインバスターではなかったのではないか…?と。

あれは「垂直落下式のブレインバスター」狙い。
だったのではないだろうか…!?と。


垂直落下ならこうです、
決まったと想定して、
決まっていたらですよ。
(どうぞ原作を読んでください。
トップの画像は作中のこの後の展開です)

スグルをリフトして垂直に落とす!!!!!

(ロビンのおそらく垂直落下式ブレインバスター。決まっていたとしたら)


スグルは脳天からマットに落下していたハズ。

決まっていたらフィニッシュになり得ます、充分。


通常ブレンバスターならば後ろにスグルを若干ブリッジを効かせてホイップしますが、

原作では その場でジャンプしてるんですよ!
スグルも右腕を伸ばして受け身取ろうとしていますね、 ちょっと危ないですが。

該当のシーンがこれ↓

(自身のinstagramより、ロビンはその場でジャンプしています)





これね、ボクはスグルの身体がロビンと同じく正面を向いている事から 普通のブレンバスターだとばかり思っていたんですね。

ところがこれ違うんですね、よく読めば解ってくるんですけど、

もうロビンはここで試合を終わらそうとしてたんではないでしょうかね?


「舐めてはいないけど、そんなキン肉マンって自分とレスリングで勝負するほどではないだろう…。よく決勝まできたな、ラッキーだな」って、
思ってたフシがありますよね。


そういうのスグルは解ってますよね、
ロビンが自分の事、そういう風に思ってるとか。


対してスグルはそんなロビンに最初から
「メンタルは良いけどプライドがありすぎてダメ。おちょくったら勝てる。」と考えてたんではないでしょうか?

スグルは 相手は有名人だからとかそんな目で他者を観たりしないですよね、
自分は王子でもあるし。

なのでスグルは序盤から落ち着いて試合をしていると思います。
試合は相手が自分のこと見くびっているほど操作しやすいですからね。

まぁ、相手の見えない部分で実力がある。というのが大前提ですが。


ロビンは自分にプレッシャーもかけてますしね、
意外にこの試合って最初からスグルのペースだったんです。


ロビンは気づかない内にスグルのペースにハマっていきます。

スグルは今までホームレスみたいにして世間を渡り歩いてきた経験を試合に取り込んで勝つんです。

レスリングではロビンですが、
スグルの方が物事に対する視野が広かったんじゃないですかね。


ブレインバスターと見せかけて、アントニオドライバーだったんじゃないか?
とも思いましたけどね、
しかし ボクはここは
ロビンの垂直落下式ブレインバスターだった!
と考えます。


…楽しい、また妄想してしまった。
止まらない…妻がこちらを気にしている…
いったん妄想を止めなければ、垂直落下式ブレインバスターをかけられる…


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今日4月1日はキン肉マン、キン肉スグルのお誕生日です!

おめでとう御座います!

こんな素晴らしいキャラクター達を生み出してくださった

作者の ゆでたまご

嶋田 隆司先生 中井 義則先生

ありがとう御座います!!


7月からの新作アニメ「キン肉マン」も本当に楽しみです!!

ソルジャーチームの特別編もアニメでやってほしいなー。

Vの陣形!
Xの陣形!
Lの陣形!
激励の陣!!


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