答えられる?生命保険商品はたくさん。生存保障タイプ編
大きくわけて4つあります
①死亡保障型
②生死混合型
③生存保障型
④変額保険型
今回は生存保障型について解説です。
生存保障型保険とは?
生存保障タイプには主に3種類あり、生存していることを前提として満期になったら保険金が支払われる保険です。
つまり貯蓄型の保険ですね
①こども保険
②個人年金保険
③変額個人年金保険
この3つです。
①こども保険(学資)
✅特徴
子どもの進学や成人式に合わせてお祝い金が支払われたりと、保険会社によって内容は異なるが、お祝い金や、満期保険金が支払われる仕組みの保険です
また、契約者が死亡した場合はそれ以降の保険料は免除されます。
もちろんお祝い金はきちんと支払われる保険です。
②個人年金保険
✅特徴
一定の年齢になると年金を受け取れる保険です。
✅個人年金とは?
よく”年金は2階建て”の話を聞くと思いますが
1階部分は国民年金・・・20歳以上の国民が加入義務のある年金
2階部分は厚生年金・・・会社員・公務員が加入
この上に建てるのが個人年金と覚えておきましょう。
3階部分は任意の年金・・・個人年金・確定拠出型など
また、個人年金の受け取り方にはさまざまな受け取り方が存在します。
個人年金の受け取り方
①終身年金・・・生存している間受け取れる(これが一般的なイメージです)
②保証期間付終身保険・・・年金の支給期間が一定期間保証されたほけんで、受取人が保証期間中に死亡した場合でも残りの保証期間に相当する年金が遺族に支払われる。
③有期年金・・・年金の支払期間が10年や20年といったように、期間が決まっている年金です。
⓸保証期間付有期年金・・・保証期間中は生死に関係なく年金が受け取れます、その後は契約時にあらかじめ決めておいた一定期間年金が受け取れます。(生存時のみ)
受け取り期間が二段階になっていると思ってください。
⓹確定年金・・・一定期間、生死に関係なく受け取れる年金
✅終身保険との違いは
・年金を受け取る期間を定めているのが確定年金
・決められた年齢から亡くなるまで受け取れるのが終身年金
⓺夫婦年金・・・夫婦のいずれかが生存している限り年金を受け取れる
③変額個人年金保険
保険会社が株式や債券を運用してその成果に応じて年金が支払われる仕組みです。つまり毎年運用成果に応じて年金の受取額が変動しますので契約者には投資リスクが付きます。
また、年金支払い前に死亡した場合は、死亡給付金が支払われます、一般的に死亡給付金には最低保証がありますが、解約返戻金には最低保証がありませんので注意が必要です。
まとめ
今回紹介した保険は貯蓄型の保険となりますが、
運用成果はもしかしたら個人で投資信託に投資したりETFで運用したほうが結果的にいい成績になるかもしれません、
ただ、やはり保険の良いところは死亡した場合でも以後の保険料は支払い不要のこども保険があったり、年金支払い前に死亡した場合は給付金が支払われる特典があったりと、メリットもあります。
個人がきちんと理解して、保険をかけるのか、投資の運用で保険より高い利回りで老後や子供の将来を支えるのかを選択できるようにしましょう。