実は落とし穴あり!火災保険は満額補償されないかも!
火災保険とは?
火災で建物や住宅、家財が消失してしまった場合にのそ損害を補償する保険です。
火災保険にはいくつかの種類があり水害や台風、落雷による損失もカバーできるようになっていますので自分に合った種類を選ぶことができます。
火災保険の種類
火災保険の種類は4つあり、
✅住宅火災保険
✅住宅総合保険
✅オールリスクタイプ
✅特約火災保険
これらそれぞれに特徴がありますが主に
✅住宅火災保険
✅住宅総合保険の2種類が主流です。
それぞれ補償の範囲があります。
補償範囲
・住宅火災保険・・・最も一般的な火災保険です、建物とその家財、消火活動による水漏れが補償の範囲です。
・住宅総合保険・・・住宅火災保険よりも保険料が高い分、範囲の広い補償が受けられる。
保険金の支払い
🔺実際に火災被害にあった場合、保険金のかけ方次第では損害額全額をもらえない可能性があります。
✅保険金の支払額には2パターンある
実損てん補と比例てん補
用語チェック
💰保険金額・・・保険金の事(かける金額)
🏠保険価額・・・建物の価値
(例) 🏠価値が4000万円の建物に💰3500万円の保険金を掛ける
✅実損てん補とは?・・・💰保険金額が🏠保険価額の80%以上
保険金額を限度に実際の損害額が支払われる。
👆保険を掛けるときはこちらに当てはまるように保険金の設定をしよう
🔺比例てん補とは?・・・💰保険金額が🏠保険価額の80%未満
以下の公式に当てはめる
損害保険金=損害額×{💰保険金額÷(🏠保険価額×80%)}
例) 建物の価値が🏠4000万円(保険価額)、保険金額が💰2400万円、
損害額が1200万円の時は
1200万円×{💰2400万円÷(🏠4000万円×80%)}=900万円
のようになります。
つまり1200万円の被害が出ているのに900万円しか保険金が支払われない可能性があります。
まとめ
火災保険はあなたの人生を守ってくれますが、知らないと損します。
住宅ローンを組むときに入る火災保険ほど、強制加入させられる保険ほど、内容の確認をしておいてください。
💰保険金額=🏠保険価額にすれば安心ですね!今回解説しなかったのですが、保険価額が時価額で比例していくものもあるので注意です、その場合は年数がたつとそれとともに保険価額が低下していくので
古い契約ほど多い傾向にありますのでチェックが必要です。
今日もお金を守っていきましょう!