#schoo でおこなった授業「複数のExcelファイルに分散した売上データを分析する〜コード解説編〜 」の資料を公開します!
前回授業に引き続き、 Schoo にお邪魔して、Pythonで業務効率化を行う授業を行ってきました!
前回授業では、Pythonの概要や、環境構築の方法について触れましたが、今回はがっつりコードの解説をしてきました。
本 note では、授業で使用した資料を公開するとともに、授業中にいただいた質問への回答をしたいと思います。
前回授業についてまとめた note はこちら!
「複数のExcelファイルに分散した売上データを分析する〜コード解説編〜 」の資料を公開します
さっそく、授業で使用した資料をご紹介します!今回の授業では、実際のプログラムの解説を通じて、以下のような内容について解説を行いました。
- osライブラリのつかいかた
- pandasライブラリのつかいかた
- リストってなあに?
- 繰り返し処理の実装
- if文や、条件式の動作
- Pythonで集計したデータをExcelに出力する
また、当日に使用したサンプルコードは以下のGitHubリポジトリに公開しています。
授業中にいただいた質問に回答します!
今回の授業では、がっつりコードの解説をしたこともあり、いくつか技術的にわからない部分についての質問が集まりました。せっかくですので、いただいた質問のうち、いくつかについて、こちらでも回答内容を紹介します!
> アナコンダーとはエディターですか?
Anaconda は、エディタではなく、Pythonのディストリビューション(配布形態)のひとつです。いくつかのサードパーティライブラリがあらかじめ同梱されており便利であるため、今回の授業では Anaconda を利用しました。
ファイル名ではなく、シートの指定は?何も考えずに1つ目のSheetを読むんですかね?
今回使用したサンプルコードでは、 pandas から Excel ファイルを読み込む際に、シート名の指定をしておりませんでした。デフォルトでは、active なExcelシート(Excel保存直前に開かれていたシート)が開かれることになりますので、1つ目のシートが読み込まれることが多いでしょう。
ただ、次のように、シート名を引数 sheet_name に指定して読み込むこともできます。
import pandas as pd
pd.read_excel('excel/sample.xlsx', sheet_name='sheet2')
githubのサンプルコードですが、pathとfolder_pathの2種類の記述があるのですが、これは全部folder_pathですよね?
今回の授業では、関数を利用しないでプログラムの解説を行いましたが、プログラムの解説がすべて終わったあとに、少しだけ関数を使うとどうなるか?をご紹介しました。
GitHubのサンプルコードとして掲載されているプログラムでは、関数の外で利用している変数名(folder_path)を、関数の中では別の変数名(path)として扱うようにしております。
ですので、folder_pathとpathの混在につきましては、関数の中と外に着目してコードを読んでいただけるとご理解いただけるかと思います。
おわりに
今回のシリーズ授業については、こちらで終わりです!ですが、また 12/23 に新しい Python の授業を行う予定です。今回のシリーズ授業では、弊著『Pythonでかなえる Excel作業効率化』の内容を中心に解説を行いましたが、次回授業では、また別のことに触れる予定です。
それでは、皆さん、また #Schoo でお会いしましょう!そして『Pythonでかなえる Excel作業効率化』をまだご購入されていない方は、ぜひご購入いただけると嬉しいです!
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