【今が参入チャンス?】音声メディア市場(ポッドキャスト/ラジオ/音声配信)
1. 世界の音声メディア市場
音声メディアが世界的に成長基調にありますね。
オーディオブック市場は25%成長、
ポッドキャスティング市場は30%増加、
ポッドキャストの広告市場は引き続き拡大する、
という予測も出ています。
2019年にインターネット広告の構成比が、テレビメディアの構成比を上回りましたが、米国で音声メディア市場が急成長していることから、日本でもネットラジオやポッドキャストなどの音声配信サービスが人気になっているようです。
2. 日本の音声メディア
国内ネットラジオ最大手「radiko(ラジコ)」の月間利用者は1000万人に迫る勢いのようで、これは民法のテレビ番組をネットやアプリで視聴できる「TVer(ティーバー)」に匹敵する数になっています。
サッカーの本田圭佑選手が立ち上げた有料の音声配信サービス「NowVoice」も気になっていて今後楽しみなサービスです。
音声コンテンツは利用者側からすると、別のことをしながら聞ける「ながら聞き」しやすいコンテンツで、かつ、視聴時間が長くなるのが特徴。
映像が無いため通信にかかる負担も少なそうなのが良いですね。
3. 主な音声配信プラットフォーム
Apple Podcast(ポッドキャスト)
Google Podcast(ポッドキャスト)
Voicy(ボイシー)
Spotify(スポティファイ)
Radiotalk(ラジオトーク)
himalaya(ヒマラヤ)
stand.fm (スタンドエフエム)
REC.(レック)
4. 音声配信がこれからのトレンド?その攻め方
・海外ではポッドキャストがYouTubeより注目されているが、日本ではまだこれからのマーケット。
・海外だと45分以上のラジオ配信が一般的なので、広告が多く入る機会があり、広告収入が得やすい。
・日本では音声はまだ主要なプラットフォームがなく、どのプラットフォームが今後伸びるか読めないため、マルチ配信で攻める。
・マルチ配信にはAnchorが便利。音声ファイルをアップロードできる。自動で生成したRSSフィードを各音声プラットフォームに自動で配信してくれる。
・毎日更新で攻める。
・音声配信プラットフォームは海外が先行しているので、海外の動向をリサーチすること。2-3年後にその海外の流行が日本でも主流になる可能性あり。
・CartableでAppleでどのようなコンテンツが人気があるのかをリサーチする。
・日本でも各音声配信プラット―フォームでどういうテーマが人気があるのか、ランキング上位者のコンテンツをリサーチして研究すること。
・ただ配信してもオーディエンスに届かないので、SNSも活用して宣伝・拡散する。
5. マネタイズ
stand.fmが審査制で再生時間に応じた収益還元プログラムをリリース。
2020年内はキャンペーンとして再生1時間につき4~6円の収益還元を計画とのこと。
ただ日本では音声配信が米国ほど市場が拡大していないため、まだ有料会員やマネタイズは難しそう。
6. 参入は今がチャンス?
やってみないと分からないが、まだ市場ができていないところにチャンスあり。
継続が重要で、とにかく発信・研究・改善を続けていけば伸びる可能性も出てくる。
楽しみながら継続ですね。
引き続きTwitterでも発信していきます♪