【実録】脱“以心伝心”『ポータブル翻訳ボード』のススメ
私の仕事のポリシーは、
“まずはフリーハンドから”である。
AIが急速に進化を遂げている今どきに・・・
いきなり昭和なアナログスタイル?
とツッコミを受けそうであるが、
社内外問わず、仕事の規模大小問わず、
常に以下の3つのポイントを踏まえて
“まずはフリーハンドから”を実践している。
<ポイント1>
あるべきゴールを
言語化/数値化/図式化
<ポイント2>
今、自身の頭の中にある懸念事項やアイディアを
言語化/図式化
<ポイント3>
現時点で考えられるゴールへの複数ルートを
言語化/図式化
尚、私がフリーハンドから取りかかる上で
重要なツールがある。
それは・・・
『ポータブル翻訳ボード』である。
(私の中ではそう呼んでいる)
またの名を・・・
(世の中では)
『A4クリップボード』と言われている。
(100円ショップでも買える)
ボードカラーは水色。
(事務的な黒・グレーよりもテンションアップ)
その他付属品は、
黒と赤のサインペン、
(書きやすさ優先)
A4サイズの無地コピー用紙である。
※あれば小指程度のサイズの付箋紙
(入手しやすい)
勤務中は、
常にそのツールをデスク上に置いて使用している。
実際の使用方法及び手順は、次の通りである。
1.ボードのクリップにA4無地コピー用紙を挟む。
2.黒サインペンでA4上段位置にあるべきゴールを
言語化/数字化し四角で囲む。
出来るだけシンプルに表現する。
3.四角で囲んだゴール付近に
箇条書きや単語レベルで良いので自身の
頭に浮かぶ懸念点やアイディアを書く。
吹き出し風に囲む。
多い場合は付箋紙でも追加して貼っておく。
4.A4下段位置に
最初に着手すべき開始タスクを書く。
複数でも思い付き分はあえて書く。
四角で囲む。
5.各開始タスクからゴールに向けてクリアすべき
タスクをA4中間スペースに複数書く。
丸で囲む。
6.開始タスク→途中タスク→ゴールに向けて
矢印でつなぐ。
7.6で完成したものを、自身で読み返し新しい紙に
清書する。(手書きが読めるレベルで良い)
8.関連チームメンバーにその清書レベルを
シェアして言語化・図式化された
自身の現状認識を一通り説明する。
9.説明時、メンバーから
見解の異なるフィードバックがあった場合は、
その内容を赤色サインペンで加筆する。
その場でその赤色の見解とするか、
黒色の見解とするか、
または並列見解とするかの
チーム内共通認識の合意を図る。
10.9でメンバー間合意された内容を、
パワポで清書する。
以降、そのゴールに向けて進める。
ただし、状況により4に戻って10を繰り返す。
以上、私は、いきなりパソコンで
見栄えの良い企画書は作らない。
まずは、
自身とチームメンバー間のそれぞれの認識や考えを、
『ポータブル翻訳ボード』を使って翻訳し、
共通言語化による仕事の進め方に
こだわりを持っている。
追伸;AI殿、
これらのツール機能を軽く凌駕されたし。
既に超えられいる際は御免!
by カツなう
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