【エッセイ】「立体○○装置」
立体音響装置
(りったいおんきょうそうち)
なぜか私は、
この漢字6文字で構成される
字面と響きに
もの凄くカッコ良さを感じます。
今朝の日経MJに、
世界のソニーから持ち運びが出来る
立体音響装置が発売されるとの
記事が掲載されていました。
3台のスピーカーで構成され、
自分の周りから立体的な音が聞こえる
ソニーの独自技術を使ったもの。
だそうです。
立体音響装置の言いかえとして、
〇〇システムとか、
3D〇〇とか、
カタカナあるいは英数字的な表現よりも、
このオール漢字表現は、
どこかノスタルジックな香りがして心地良い。
なんと言うか・・・
日本の昭和チックな
特撮怪獣もの
特撮戦隊もの
に出てきそうな感じ~
その装置の性能以上に
何やら過剰に
「凄い装置なんだ!きっと!!」
と変に納得しちゃうような。
反面、実は案外「エッ、こんなもん!?」
となるケースも多々ございますが・・・
最近では、
マンガ『進撃の巨人』で目にした
立体機動装置
も同じ印象です。
この立体〇〇装置の使いまわしは
何やら汎用性が高そうですね。
今、
私の加齢とともに
くる/きている
さまざまなお悩みも・・・
こんな立体〇〇装置なら
解決してくれそうな気がします。
立体美顔装置
→シミなんか吹っ飛びそう!
・・・でも怪しい通販的ですね。
立体老眼装置
→3D的に改善しそうな!
・・・ようは老眼鏡じゃないの。
立体体重装置
→メタボとさようなら!
・・・現実逃避の偽装体重計かも。
なぜか、やっぱり惹かれます。
by カツなう