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【PoWとは】今からでも遅く無い!!マイニング企業の考えるマイニングすべきPoWコイン

こんにちは!FUELHASHのMASAです。

今回は、「マイニングしたいけどよくわからない」「PoWって何?」「どのコインをマイニングすればいいかわからない」といったマイニング初心者の方に向けた内容となっております。

💡本記事を読んで分かるようになること

・PoWとは
・ビットコインをマイニングすべきか
・イーサリアムをマイニングすべきか
・マイニングすべきPoWコイン

◎PoW(プルーフ オブ ワーク)とは

まずは、マイニングの仕組みであるPoW(プルーフ オブ ワーク)について解説します。

マイニングとは

PoWを理解するにはマイニングについて知っておく必要があるので、ご存じない方はこちらの記事でキャッチアップしてみて下さい!

PoWとは

PoWとは、膨大な計算量を必要とする作業を、最も早く成功させた人が取引の承認者となり、新たなブロックをブロックチェーンに繋ぐ権利を得られる仕組みのことです。

その計算作業をマイニングと言い、マイニングの成功者には報酬が与えられるといった運びです。

PoWは改ざんが不可能!

PoWでは、マイニングによって過去の取引がブロックチェーン上に記録されます。

ある人がその過去の取引を改ざんすると、その取引が含まれるブロックの承認が条件を満たさなくなってしまう、という仕組みになっています。

しかも、ブロックの承認条件を満たさなくなるという現象がそれ以降に繋がっているブロックすべてで連鎖して起こります。

そのため、過去の改ざんした以降のブロックをすべて計算しなおさなればならないわけです。

理論上は51%以上の計算処理能力を持つと改ざんすることが可能ですが、計算している間にもブロックは伸び続けるわけで不可能に近いです。

そのため、プルーフ(証明)オブ ワークと言います。

💡プチPoWまとめ

・膨大な計算が必要な暗号技術によって高いセキュリティを担保している。
・膨大な計算を最も早く成功させた人がブロックを生成でき、報酬を受け取れる。
・過去取引の改ざんが極めて難しい。

◎マイニングの収益性

一般人でもマイニングできるの?

さて、PoWの概要は掴んでいただけたところで「自分でもマイニングができるのか」といった疑問が浮かぶのではないでしょうか。

結論、PoWを採用した仮想通貨(PoWコイン)であればマイニングできます。

代表的なPoWコインはこちらです。

ビットコイン(BTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
ライトコイン(LTC)
イーサリアム(ETH)(※今後PoSへ移行予定)
イサーリアムクラシック(ETC)
ファクトム(FCT)
モナコイン(MONA)
フラックス(FLUX)
ジーキャッシュ(Z-cash)

本記事では、収益性の高い上記太字のPoWコインを紹介します。

マイニングって儲かるの?

結論から、2022年4月時点では、マイニングは正しく運用をすれば儲かります。マイニングの収益構造は以下です。

💡 収益=マイニング報酬-電気代-機材費用

式から分かる通り、マイニングに特化した機材が必要となります。具体的にマイニングどのように始めるかについて後日記事としてUPします。
今のうちにフォロー・スキを押してお見逃しなく!!

◎ビットコインマイニング

PoWコインの代表例として、ビットコインが挙げられます。ビットコインは10分に1つ新しいブロックが生成されています。ビットコインの上限発行数は2100万枚と決まっており、現在のブロック生成報酬は6.25BTCです。

ASICが必要

引用元

しかし、ビットコインマイニングには、ASICと呼ばれるビットコインマイニングに特化した電子機器使用する必要があります。ASICを動かすためには日本の一般家庭で使用されている100Vという規格とは異なり200Vを使用しなくては稼働させることが難しいです。

また、ASICは複数台使用しマイニングして、ようやくブロックの生成に成功するといったもののため、個人でマイニングを行うのは予算的なハードルも非常に高くなっています。

💡ASIC とは
Application Specific Integrated Circuit の略で特定用途向け集積回路を指します。電子部品の種別の 1 つで、特定の用途向けに複数機能の回路を 1 つにまとめた集積回路の総称です。通常は「エーシック」と発音され、表記する場合は日本でも「ASIC」です。

引用元

半減期

またビットコインには「半減期」という特性があります。

❓【半減期とは】
ブロック生成報酬が半分になる時期のことです。

ブロック生成報酬が半分になることで、マイニングで得られるBTCの量は減ることになります。

しかし、ビットコインは半減期を迎えると、希少性が増し、価格が上昇すると言われています。

次の半減期は2024年に予定されています。それまでにビットコインをなんらかの手段で手に入れておくことで価格が上昇すると思われます。

◎GPUマイニングではイーサリアム

続いて、イーサリアムのご紹介です。

イーサリアムは、GPUという機材を使用し、マイニングを行います。それをGPUマイニングと呼びます。
ビットコインで使用するASICよりも、安価で個人で入手しやすいため、イーサリアムでは個人でマイニングを行う難易度が低いです。

GPUとは

グラフィックボードのことをさします。つまり、GPUマイニングとは、グラフィックボードを使用したマイニングのことを表します。

イーサリアムとは

ここでは簡単にイーサリアムについて解説します。
「ワールドコンピュータ」とも称されるイーサリアムは、仮想通貨そのものの名称ではなく、プログラムを実行するためのプラットフォームです。プログラムを実行するためのコストを測定・制限するために暗号資産であるイーサ(ETH)を用います。

詳しくは、こちらの記事に分かりやすくまとまっているのでご覧ください。

イーサリアムの収益性

イーサリアムは、GPUマイニングの収益性では不動の一番です。こちらの画像をご覧ください。

引用元

この画像は、GPUマイニングの収益性ランキングを表示した物なのですが、上位は全てイーサリアムが独占していることが分かります。

そのため、マイニングするコインに迷った場合は、まず最初にイーサリアムを選択すると間違いないでしょう。

イーサリアムマイニングのリスク

しかし、イーサリアムは2022年中にマイニングできなくなるかもしれません。というのも、現在PoWという仕組みを使用してるのですが、2022年3Q~4QでPoSという仕組みに変わる可能性があるためです。

💡PoSとは

保有(=ステーキング)する仮想通貨の割合に応じて、ブロックを新たに承認・生成する権利が得られるコンセンサスアルゴリズムのこと。取引の承認に高性能なコンピューターが必要で、大量の電力消費を伴うPoWに比べ、環境への影響が少ないとされる。

詳しくはこちら

要するに、イーサリアムに大型アップデートが実装されれば、個人でのマイニングは難しくなります。

◎イーサリアム以外のPoWコイン

それでは、イーサリアムのマイニングができなくなるとそれでおしまいか?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。まだまだ収益が見込めるコインはあります。

フラックス(FLUX)

引用元

Flux(フラックス)とは、Web3.0に分類される次世代の計算ネットワークで、分散型クラウドインフラストラクチャです。要するに、Web3.0のネットワークで、そのネットワーク上にあるパソコンやサーバーを簡単に利用できるインフラサービスです。

フラックスの収益性

フラックスの収益性は高くもなく、低くもなくといったところです。先ほどと同じサイトの画像ですが、中盤にランクインしています。

引用元

フラックスの将来性

フラックスは上述の通り、分散型クラウドインフラストラクチャを構築しています。いわば、Amazon(アマゾン)が提供する「AWS」に近しい物です。AWSのように、インフラ系のサービスはまず廃れることがありません。もし廃れる時は、それに取って代わる新しいものが出てきた時だけです。そのため、フラックスには将来性があり、コツコツマイニングをするのはオススメです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
PoWコインでも使用するマイニング機器の種類が違うこと、マイニングの収益性などの情報をまとめました。

収益性がダントツで高いイーサリアムがマイニングできなくなる日も近いので、そのあとにマイニングすべきPoWコインを見定める必要があります。

次回の記事は、PoWコインでも収益性が高いと注目されているコンフラックスという仮想通貨についてまとめます。また、近日中に具体的なマイニングの始め方についてを出稿する予定ですので、興味のある方はスキ・フォローをよろしくお願いいたします!

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