展示風景〜猫中症！III

2016年5月10日 08:56

↑こんな感じ。

初の個展も、2回目の個展も、それなりに展示イメージを作り、寸法計算をして搬入にのぞんだ。

だけど、やはりそこは素人。情けないことに実際に作品を置いてみると、至らない所が目に付く。

ギャラリーオーナーさんの力を借りて展示し直す。私が持つイメージを壊さないように、ほんの少しだけ作品を入れ替え、全体のバランスをとる。さすがだ。

重要文化財、山口家住宅での展示。初めて1人で取り組む設営。上手くいくのか？作品数は足りているのか？思うように展示できるのか？お客様はどう思うだろう？ドキドキした。

音楽も作品を生かす１つ。だから、こだわった。音源を探し、問い合わせ、取り寄せた。

結果、自分の絵のイメージを、重要文化財という箱と、ピアノとギターによる音楽で相乗効果を生んでくれた。

楽しかった。作品を制作すること。企画に参加すること。展示設営すること。お客様を意識して魅せること。そしてお客様と関われること。

その全てが上手くいって、お買い上げまでに至った時の幸福感は半端ない。それが次に繋がる起動力になるんだと感じる。

さて。今回も企画に招待していただいてから、作品の選択、新作の制作、そして設営と熟慮した。時間がなかったので少ない新作を持っての参加だが、一面の広い壁をもらったので緊張した。上手くいっただろうか？

その答えはいつも最終日までわからない。