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【読書録】あっという間に人は死ぬから 佐藤舞


▪️人生の3つの理▪️

私たちが直視できないものとは何でしょうか。私はそれを、「人生の3つの理」だと考えました。
①死
②孤独
③責任
(中略) 向き合わなければいけない。本質から目をそらし、それでいいんだと言い訳をすることに時間を使っている。これが、人生の浪費の正体なのです。

▪️人生の向き合い方と苦痛への処方箋▪️

時代によって少しずつ考えは変わりますが、これまで歴史上の智慧人が出してきた、人生の向き合い方と苦痛への処方箋は、大きく3つの点で共通する考えがあります。
1つ目は、変えられないものと変えられるものを区別せよ、ということ。
2つ目は、人生に対して主体的に参加せよ、ということ。
3つ目は、人生に苦は必要である、と言うことです。

▪️死と太陽は直視できない▪️

・ 避けられない闇(死、孤独、責任)と向き合う
・ 闇を照らす月(かりそめの平穏)に惑わされない
・ 太陽(価値観)を見つけ、自分の人生に主体的に関わる
この3つこそが、「時間を食べ尽くすモンスター」の正体と倒し方。私はそう結論づけます。

統計のおねえさんこと、佐藤舞さんの著書。


本書の中で、有意義な時間の使い方とは、

・自分の人生の舵を自分で握ること
・智慧を手に入れ、人生の3つの理(死・孤独・責任)を受け入れながら、自分の人生をコントロールしていくこと

であると定義している。

この本を読んで思ったのが、自分の時間の使いかた。

有意義に時間を使っているはずなのに、なんだかそうでない感覚に陥ることがある。

ネットや本、どこかから借りてきた「ユウイギ」な時間を、頑張って、再現しようとしている。そんな感じ。

おかげさまで、やりがいがわかりやすい仕事をさせてもらっている。

このことに感謝しながら、まだまだあいまいな自分が目印にする目的を目標、手段とともに明確にしていきたい。


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