【44歳の独立記 Day 587】
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元来「無言実行」の考えのもとで、公私ともにやってきましたが、
44歳を迎え起業することに。
そんな私の起業後のうまくいったこと、いかなかったこと、が今後スタートアップしたい方々の参考になればというのと、1年後、2年後の自身の振り返り題材にしたいと思い2年目も日々の出来事などをお届けしています。
共感できることがあったら「スキ」していただけると嬉しいです。
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【Project 100 vol.6:Think The Market!】
「前例主義」
既に職人不足の状況ですが、今後さらに輪をかけて人手不足になるのは目に見えています。
工事に関わるメーカー・工事会社は少しでも省力化・効率化を図っていく取組みをしていかないと、と思っています。
そんな中で韓国の管材メーカーが、袋ナットで締めるだけのワンタッチ施工の接手を製造・販売しており、この製品を広める為、「アンバサダー」に就任し、案内を進めています。
この商品の主な特徴としては
・接着剤を使用しない
・誰でも施工できる
・消音性及び防結露に優れている
といったものがあり、接着剤を使用しないので、医療・福祉施設など匂いに敏感な施設での利用もお勧めですし、乾くまで待つという待機時間が不要で即通水できます。
また、決められた角度で袋ナットを回して締めるだけなので、接着剤のように量や範囲など「適量」に個人差が生まれることなく、簡単に誰でも施工できます。
さらに2重構造の消音構造になっているので、排水時の騒音が軽減されますし、現実的には既製品のパイプを使用する場合は消音や対結露で防音材・保温材を巻くことが多いのですが、それが不要となるので、その分の作業効率化も図れます。
一方で、クリアしないといけない課題もあり、主には
・JIS規格ではない
・従来品と比べ単価が高い
どちらも大事なポイントですが、特にJIS規格については特に大手となるとほぼ門前払い状態です。
大半は、万が一何かあった時に、なぜJIS規格品ではないものを選定したのか?
という話になるからというもの。
中には「前例が無いから」という回答も。
韓国、アメリカの認証は取得していますが、日本はおそらく国内生産しないと取れないと思います。
その課題をクリアしてJIS規格を取得することも大事だと思いますが、JIS規格でなくても使用できる更新工事で先ずは普及できれば。
ぷちめも
・時間はかかるだろうけど、かけすぎる訳にもいかない??
13 days to go