英文記事から:日本の伝統
今日はこの記事を読んでみたいと思います。
あまり英文が多いとみづらいので、ポイントだけ絞ってあとは概要をご説明します。
しばしば、日本語のまま英語になってしまう言葉がありますが、今回、Sashiko、と書いてあって一瞬誰??と思ってしまいました。
Sashikoというのは刺し子のことです。
布にちくちく糸を通して、独特の模様をつける。
模様だけではなく、布に強度を与え、さらに防寒にもなる。
シンプルなんだけど、かわいくて、なおかつエコ。
寒い日本で生まれた知恵ですね。
タイトルにあるようにアップサイクリングの要素もあり、ものをむだにしない、Mottainai、の精神ですね。
人々の衣類を大事にするという関心は高まっていて、サステナビリティは服飾業界のいろんな面(材料、どこでつくられたのか、誰がつくったのか)に及んでいる。日本の補修(刺し子)は昔からの工芸であり、人々がよりビスポークで面白みのあるものを作るために学たいと思う技術である。
アップサイクリングやものを大切にしたいという現代の思いが刺し子への静かなブームに寄与しているのですね。
bespoke:英語の「be-spoken」からできた言葉で、お客様とじっくりと話し合いながらオーダーの服や完全靴などお客様にとってベストなモノをつくり上げること。
そういえば、昔は「綿入れ」とか「ちゃんちゃんこ」とか言いながら冬に暖かい着物を着ていました。
でも子供なので、大きくなってきたり、破いてしまったりします。
すると、おばあちゃんが中の綿を抜いて、新しい生地を使って再び、綿入れを作ってくれていました。
アップサイクリングはほんとに身近な存在でしたね。
刺し子なら子供と出来そうかもなのでやってみようと思います。