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WEリーグが気になります。

息子中2が、なでしこリーグ1部のNGUラブリッジ名古屋と練習試合をした。

大人女子と試合をするの?

いろいろ気になったので検索したら、こちらのNOTEに「フィジカル的には男子で言うと中学生年代」とあったのでちょっと納得した。

このNOTEは女子サッカーのことをしっかりと取材されていてとても勉強になったし、北野監督が率いていたFC岐阜はふるさとのチームでずっと応援していたので、ものすごく興味深く読むことができた。

女子サッカーとは少なからず縁がある。

高校サッカー部時代、一学年上に東明有美さんがいた。監督が「日本代表になるような選手だから特別に練習に来てもらった」と偉そうに紹介した彼女は、小柄でも間違いなく僕たちより上手くて、なんとも言えないオーラみたいなものに気圧されて、そのテクニックというか、立ち振る舞いみたいなものをよく観察していたことを覚えている。


スポーツディレクターになってからは、宮本ともみ選手を取材した。

伊賀FCくノ一、そして日本代表の名ボランチ。既婚者でありながらアテネ五輪に挑むことが当時話題になり、僕も足繁く通い取材したのだが、視野の広さ、キックの多彩さ、ゲームを支配する能力には本当に驚かされた。女子サッカーがもっと発展することを心から願った。

あれから15年以上たって、息子がなでしこリーガーと試合をしている。

息子の感想。

スピードはそんなにない。技術はかなりすごいけど、ドリブルからチャンスも作れたしセンタリングもあげた(息子はサイドハーフ)。実際、40分を3本やって、トータル4対3で勝った。でもめちゃくちゃ疲れた。本当に疲れた。攻撃でも守備でもいつも相手の人数が多い。いつも一人で3人を見ている感じ。ミスもしないし、本当に疲れる。もうやりなくたい。」

息子よ。いい経験をしたな。
日本女子サッカーはすごいんだぞ。

女子サッカーがもっともっと普及するを願っている。

長く取材をした元中日ドラゴンズの井端弘和選手は、「お母さんとキャッチボールをすると胸にいいボールを返すとすごく褒めてくれた。それが嬉しくて野球が好きになった」というようなことを話していた。

息子や娘と気持ちよくインサイドキックができるお母さんが増えると、日本サッカーはもっともっと発展するだろう。

僕は息子と今でも一緒にサッカーを楽しめて、最高に幸せだ。


今秋、女子サッカーのプロリーグ「WEリーグ」が始まる。
その成功のために何か力になれることはないだろうかと、密かに思っている。

残念ながら愛知岐阜三重からの参加チームは、まだない。

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