DeFi (Decentralized Finance)/分散型金融サービスって、結局なんだっけ。

DeFi(Decentralized Finance)って、今、仮想通貨/暗号資産業界で一番のバズワードになっています。
だけど、この業界にどっぷり浸かっていながら、ちゃんと理解していたっけ、、、というのがありましたので、少しまとめてみます。

DeFiのプレイヤーをまとめたカオスマップがこちら。
(大抵のものはtwitterや各種SNSに投稿されているから、思考を整理するのに本当に役立ちますね。)

このカオスマップの中でも本当にDeFiなのか?!というのはありつつも、個人的に注目すべきと思っているのは以下の4領域。

1) Asset Tokenization (資産のトークン化)
2) ステーブルコイン
3) ステーキング
4) DEX (Decentralized Exchange, 分散型取引所)

1) Asset Tokenization
これは今日本でもSTO協会が立ち上がったりと、非常に注目を浴びている分野ですね。

超簡単にいうと、株式や債権や金(ゴールド)などの金融資産に関する取引記録を、ブロックチェーン上で全て管理+トークン化して流通させてしまう、という代物。
コインデスクの記事に、Security Token(セキュリティ・トークン)のことが簡潔によくまとめられています。

トークン化可能な資産には従来の金融商品はもちろんのこと、これまで一般的にはあまり見向きされてこなかった資産にも可能性が広がるように思います。

特に、無形資産をトークン化することで、これまで価値を付けるのがなかなか難しかったものに価値をつけることができる、という意味では非常に大きいなと思っています。
Non-Fungible Token (ノンファンジブルトークン、NFT)は最たる例で、ヒトに価値を付けることも可能。

この記事ではこんなことも言ってますね。
これもトークン化して、価値を持たせることで可能になる新しいビジネスモデルです。
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例えば、現在人気のnoteのような仕組みに活用されると面白いのではないでしょうか。

書籍自体はbookトークン(仮)というもので作られていることを前提とします。

そしてトークンの中にはスマートコントラクトが埋め込まれており、一定の特徴を読み取ることができるようにしておきます。

販売数
ユニークユーザー数
販売速度(売れ行き)
残りの書籍数
これらを特徴とし数値化することで、販売している書籍自体の金額が変わっていく。もしかすると最初は100円で買えていたものが1週間後には1万円の価値を持つかもしれない。

そうなると最初に買った人と、1週間後に買った人では同じトークンでも価値は大きく変わります。

これはあくまで例なので、一概にこのような形でないといけないということはありませんが、現存するサービスの新たな形として今後NFTが活用されてくる可能性も十分にあります。

もちろん、不動産や太陽光発電など、セキュリティトークンの本丸も大きな可能性を秘めていると思いますし、実際に僕自身もビジネスにして、お金にしていきたいです(笑)

今日はここまで。また次回以降で、他のDeFi関連の考察をしていきたいと思います。