あなたは人生を通して、熱中できることはありますか?
今回は2年ぶりに春の甲子園こと選抜高校野球大会が開催されました。
東北大震災から10年の節目の大会です。
去年は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。
今回の選手宣誓は、仙台育英高校の島選手が行います。
気持ちが込もったスピーチで復興の感謝を忘れない、東北を含めた世界を元気づけたいという気持ちがこもっていました。
僕は高校野球が大好きで、毎年よく見ています。
高校野球はプロ野球とは違い、リーグ戦ではなく、トーナメント戦です。
負けたら終わりの一発勝負です。
そのため一球一球に対する思いや必死さが凄く、選手を見ていて感動を覚えます。
僕の学生時代はサッカーに熱中していました。
全国に行くのは当たり前でプロサッカー選手を目指していたので、朝から晩まで練習をしていました。
社会人になるとサッカーをやっていた時と同じぐらい、会社の仕事に没頭していたと思います。
没頭をしていましたが、2年目の給料が1年目とあまり変わらず、むしろ税金で引かれる分、給料も減額されていました。
働けば働くほど、自分の欲しい結果から離れているような気がしていたのを覚えています。
その時に、ちょうど今学んでいる師匠と会う機会がありました。
僕が経営者になろうと思ったきっかけでもある師匠です。
初めて会った際に、「いま熱中しているものはある?」、「一番燃えてることはなに?」と聞かれたことを覚えています。
そこで僕は何も答えられませんでした。
仕事には没頭はしていましたが、熱中しているかと聞かれると違いました。
サッカー部の時代にあったワクワクした気持ちがなかったからです。
学んでいる師匠は仕事を毎日していて楽しいと話していて、5年後、10年後が楽しみで、歳をとるのも楽しみだと話していました。
そこに、自分とのギャップがあり過ぎて驚きました。
そして、師匠の目がキラキラしていたのを覚えており、自分との違いを感じました。
収入や時間、人としての大きさの違いを感じ、自分のなりたい姿になれるかもと思い、経営の世界に入ってきました。
経営の世界で師匠に学び、今は当時思い描いたことが現実になり始め、毎日熱中しながらやりきったと思える日々を過ごしています。
皆さんはこの人生を通して、熱中できることはありますか?
ぜひ熱中できることを探して、打ち込んでみると毎日が面白く、楽しくなると思うので見つけてみることをおすすめします。