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【yenta 日記】 #46 「学校じゃ教えないこと」の大切さ <富士通株式会社 佐藤 俊一さん>

「学校じゃ教えないことを教える」寺子屋を作る

「寺子屋」と聞くとどんなイメージを皆さんはお持ちですか?

寺子屋は学校のような役割を果たしていました。江戸時代の識字率の高さは寺子屋のおかげだと言われています。
ただ、寺子屋は現在の学校と大きく異なることがあります。1つ目は教師となる人が町民であった点、もう一つはそれぞれの子供たちにあわせた個別教育を行っていた点です。

現代版の寺子屋を作ることが今回お会いした佐藤さんの夢です。佐藤さんの自己紹介にはこんな記載があります。

「今の画一的な人間を作る教育システムに疑問を持ち、もっと個人個人の長所を伸ばす伸び伸びとした教育の場を提供したいと思っています。」

「学校では教えない」
「実践に近い」
でも人が同じように持つであろう悩み。「お金」「性生活」のように人前で話すことが必ずしも推奨されないテーマがあります。しかしながら、生きていく中で理解しておくことがとても大切なこと、そんなことを学べる場所としての寺子屋を作っていきたいと考えられています。

「仕事にあるストレス」から始まった寺子屋への想い

寺子屋を佐藤さんがお考えになったきっかけは、きっとご自身の社会人としての様々な体験があったと思います。

その中の一つにご自身でも自己紹介に書かれていてお話もしてくれた「仕事でのストレス」があります。

「私自身、入社して3年目頃にストレスから胃に穴をあけ、8ヶ月間もの長い入院を経験しました。」

これがご本人だけではなく、働く中で社内外通して多く見ることができるとのことです。これを会社が悪い、仕事が悪い とするのではなく、もっと現実的な解決策として何かを取り入れる必要があるんではないか?!と考えるのが佐藤さんの視点の広さですね。

「心理セラピスト」と「コスト削減」

そして現在はお仕事をされるかたわら、社会人のストレスとして「精神的な負荷」や「経済的な負荷」をどうやって解消できるのか。これを個人や企業に向けて個人的に活動されています。

一つが「心理セラピスト(個人向け)」、もう一つが「コスト削減(個人、企業向け)」

ともに情報を知ることだけでも多くの課題が解決できる場合がある一方、知らない人には永遠に解決できない場合があることでもあります。そんなところを寄り添いながらサポートして、将来の寺子屋に向けて活動を続けられています。

もし、精神的な課題や、企業や個人でのコストについての課題がある場合は是非ご相談されてみてください。

<アナザーストーリー> 年齢を問わず人は人から学べる

私自身が yenta で人に会うこと自体が寺子屋かなと感じました。

多くの人からより実践的なことを、自分が知りたいお話を聞く機会をいただけます。そして最近は、キャリアや人生相談を頂く際に、会ってみて欲しい人をご紹介しています。

私がお話できることももちろんありますが、多様な人の多様な考え方を聞く機会というのは人にとって非常に重要な機会だと思っています。

一方で、今の世の中ではなかなか多様な方とつながって多様な話を聞くこと自体が意外に難しいと感じています。yenta はそういう意味では多様なお話を聞くのには非常に良い機会を提供できているように思います。


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