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自分の本来の姿を大切にすれば、全てはついてくる

いつも、一歩引いて待つのが性分です。

どちらかと言うと、用心深い性格です。

これまでは、それで良かったのかもしれません。

でも今は、このままでいいのかな?と疑問を持ち始めています。

これまで通りでいることが、はたして自分のために なるんだろうか?人の役に立つんだろうか?と考えています。

どうしたらいいか分からない時にいつも手にとる本があります。

"The Book of Runes" は、遠い昔から北欧に伝わるオラクル・リーディングの本です。自分の中に既にある答えとつながる手助けをしてくれます。

そして今日のオラクルからのメッセージは:

"As I cultivate my own nature, all else follows."
自分の本来の姿を大切にすれば、全てはついてくる。

育った環境や、話す言葉や文化に関わらず、私達はみな、置かれた環境や体験に影響されています。

毎日、自分の周りの世界に適応しながら生きているわけですが、意識して「本来の自分」を大切にして生活しているとは言い難い生活です。

そこで、先ずは、「自分は誰なのか?」という問いかけに、改めて答えていきたいと想いました。

私の両親は、第2次世界大戦の最中に生まれ、日本人強制収容所で幼少期を過ごした日系二世と三世です。

典型的なアメリカの郊外の住宅地で、パブリックスクールに通い、スポーツをしたりテレビを見たりして育ちました。

同時に、私の家族は、日本文化とのつながりを大事していました。

幼少の頃から、日本舞踊を習ったり、和太鼓のグループに所属したり、仏教会の行事に参加していました。

ほとんど毎晩、夕食はご飯とお漬物のある日本食でした。
お正月のお節料理を家族囲んで食べるのが、一年で一番大切な家族の集いでした。

日本語を学校で学んだわけではありませんが、日本語を話す祖父母との会話や、仏教会のお坊さんのお説教や、お盆のお祭りで、一世や二世の人達が「チリライス」を食べながら日本語で楽しそうに話している日本語の響きや言い回しを聴きながら育ちました。(チリライスは、ご飯の上に甘辛いトマト風味の煮豆と挽肉のシチューのようなものをかける、日系アメリカ人がよく食べる料理で、今でも私の大好物です。)

今改めて、このアメリカの地で、日本語や日本の文化の奥深さへの認識が、薄れかけていると感じています。

一世や二世の世代の人達の知恵や体験に触れる機会も少なくなっています。

私が子供の頃に体験した日本文化とのつながりを持つ機会も、今ではどんどん少なくなっていると感じます。

ここ10年ほど、仕事の関係で日本で過ごす時間が多くなりましたが、日本でも、グローバリゼーションの影響か、日本語と日本文化の影が薄れていっているような印象を受けます。(このトピックスについては、後ほどもっとお話したいと思っています)

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色々ありますが、この本は、「とにかく本来の自分を大切にしていれば、全てはついてくる」こと思い出させてくれました。

たぶん、自分を大切にしてさえいれば、自分のこれからの人生がどうなるのかも、あまり心配しなくて良いのかもしれません。

自分の声を持っていれば、これから歩く道を照らして前に進みやすくしてくれる、という氣づきに感謝しています。


この文章を最後まで読んで下さったあなたも、自分を大切に、じっくりと自分と付き合ってみてください。

ではひとまずこれで。
元氣でいてください。

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