【あたしンち】苦登校な私にとって石田は憧れの存在【連載再開】
はじめまして、かとうと申します。
あたしンちの連載再開、おめでとうございます。
金曜日の19:30から放送されるアニメ『あたしンち』が楽しみだった小学生時代。1年に1回発行されるコミックと共に年を重ねてきたため、ニュースを目にした際には感慨深くなりました。
あたしンちの思い出を振り返ると、頭に浮かんできたのは『石田ゆり』というキャラクター。石田は学校に通うことが苦痛だった当時の私にとって、憧れの存在でした。
この記事は連載再開を機にノスタルジーに浸るため、印象深い石田について振り返る私の備忘録です。お付き合いいただけると嬉しいです。
独特の世界観をもつキャラクター
①名前:石田ゆり
②学年:中学2年生、ゆずと同じクラス
③性別:女性
“「あたしンち」のキャラクターは、どこにでもいそうで、しかも同時に、ものすごく個性的な人ばかりです。
家族4人のまわりには、水島さん、戸山さん、しみちゃん、岩木くん、藤野、石田、などなど、それぞれ友だちがいて、「あたしンち」の舞台は、家庭から、学校、ご近所へとひろがっています。”
「けらえいこ公式サイト」(最終閲覧日:2019年12月20日)
https://keraeiko.com/works/940.html
あたしンちの主要キャラクター(主観)である「水島さん」「しみちゃん」「藤野」と並び公式HPの作品紹介ページにも登場。
あたしンちは「みかんの母」を筆頭に個性的な人物が多く登場するが、石田は作品の中でも独特の世界観をもつキャラクターとして確立しているように感じる。
給食時、食べ物の匂いを嗅いだり
マカロニの食べ方を探究したり
休み時間によくわからない遊びをしたり。
バカリズムさんと近いものを感じる。髪型とか。
* * *
クラスでは異彩を放つ存在であるが、クラスメイトである「ゆず」とは波長が合う。
ゆずと同じくクラスメイトである「須藤ちゃん」とも気が合う。
↑ 波長が合わない髪を下ろした川島(左上)
石田にはいっぱい助けてもらった
独特の発送からシュールな笑いを生み出す石田であるが、クラスで少し浮いてしまう存在にもなることもしばしば。
↑ 指摘するべきか悩む須藤ちゃん
しかし、石田はいつも堂々と過ごしている。
テスト前や
↑ by 須藤ちゃん
同級生と本の感想を共有するときも
常に石田な石田。
周りに流されない石田の姿勢に当時の私は憧れていたのだと思う。
クラスの皆が同級生と過ごす高校の休み時間。私は自分の机で1人過ごすことが多く、周りの目が気になってしまうことがよくあった。そんなときに石田のことを思い出すと、孤立していることが気にならなくなって、気持ちが少し楽になる。
孤独における師匠であり、別世界に住んでいる友達のように感じていた。石田にはいっぱい助けてもらった。
* * *
石田が印象深い理由はもうひとつあって
_人人人人人人人人人_
> い、石田!!? <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
18巻のこのシーンを読んで
「あ、石田でも人目を気にすることがあるのか…!」
という衝撃に加え親近感を感じた。この親近感が私の脳内に石田の印象をより一層強く焼き付けたのだと思う。
(石田はゆずの目だけ意識している説もあるらしいが…)
キンモクセイ「さらば」
あたしンちを振り返ってみましたが、結論は「石田はかわいい」に着地しました。21巻のNo.32のお話はもうあれです、はい。
アニメ版『あたしンち』のテーマソングであるキンモクセイさんの「さらば」を聞くとノスタルジーが脳からプシャーです。オープニングの映像もいいですよね、家に帰りたくなります。Amazon プライムだとオープニングがカットされているため見ることはできないのですが…。
2008年から活動を休止していたキンモクセイさんも活動を再開。本当におめでとうございます。
* * *
最後までお付き合いいただき、心からありがとうございます◎
あたしンちの新連載、楽しみに待ちたいと思います。
かとう
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