善悪と命令と意志〜俺ら（katotoorera）の政治信条〜

　以下では、俺は善悪と命令と意志について述べる。

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背景

　俺は善悪と命令の違いを考える。もし俺がある行為の善悪を提示したならば、その行為は命令であるのか？俺は善悪の行為の提示は命令でないと認識する。

たとえ俺がある人間に対する殺人行為を善であると正当化するとしても、その正当化それ自体が何らかの命令を他者へと強制しているわけでない。つまり、善→命令でない。

この→の間には、人間の意志や人間の選択がある。つまり、たとえある行為の善性が正当化されたとしても、人間はその行為を必ずしも実行する必要はない。善である行為を実行することは強制でない。そして、善である行為を実行しないことは悪でないように思える。

善悪と命令

　俺の儒教系統の認識　俺は善悪が命令であると認識しない。

　俺は善悪が命令であると認識しない。善悪と命令の間には、意志がある。もし命令が存在するならば、それは強制である。その場合。命令者が行為の応答義務を負う。

しかし、善悪の正当化それ自体は命令でない。なぜなら、その善を実行する、またはしないのは、行為者の意志に関係する。最終的な決定はその善を実行する主体の選択である。

　俺の儒教系統の思考の規範　善の行為の実行者がその行為に関する応答義務（責任）を負う。

　善の行為の実行者がその行為に関する応答義務を負う。この時、善悪を正当化した主体はその行為に関する応答義務を負う必要はない。

善悪と命令と意志