責任の発生と認識について

責任の定義

儒教系統の認識
　（１）責任は応答義務である。

例えば、ドイツ人がナチスに関して応答するのが責任（responsibility）である。応答義務の一環として、賠償や謝罪が存在する。また、後始末や元通りも存在する。

ある子供が部屋を散らかした場合、その子供はその状況に応答する必要がある。同時に、その子供はその行為をあやまり、部屋を綺麗にする必要がある。

責任能力について

儒教系統の思考規律
　（１）もしある主体がある現象に対する認識能力を持たないならば、その主体はその現象に対する応答義務能力を持っていない。

例えば、もしある主体がアメリカ大陸の現状を白人帝国主義の継続と認識しないならば、その主体はその状況に対する応答義務能力を持っていない。

同様に、もしある主体が宗教を認識しないならば、その主体は日本国憲法と言うキリスト教系統の法体系がキリスト教徒でないモンゴロイド人種に適用されていることに対する応答義務能力を持っていない。

一般的に、子供は判断能力と認識能力を持っていない。だから、彼らには、応答義務能力がないと考えられている。これを解釈すると、子供は認識能力を持っていないので、自己が導いた状況に対して応答できないと考えられる。

つまり、ある主体に対して、応答義務を発生させるためには、その主体に現状を認識させる必要がある。しかし、もしある主体が認識能力を持っていないならば、その主体は責任能力を持たない。

もしある主体が宗教を認識しないならば、その主体は国家や法律に関する応答能力を持たない。もしある主体が宗教に対する認識能力を持たないならば、その主体は国家や法律に対する応答義務能力を持っていない。

アメリカ大陸に対する責任の発生