西洋文明における左翼性〜俺ら（katotoorera）の政治信条〜

　以下では、著者は西洋文明における左翼性を提示するだろう。彼は西洋それ自体が左翼的であると認識する。一方、東洋文明や中東文明、インド文明はそうでない。

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1.0 宗教

1.1（儒教系統の認識）
キリスト教それ自体がユダヤ教の改革や否定として生まれた。

キリスト教それ自体がユダヤ教の改革や否定として生まれた。そして、西洋人はそのキリスト教を受け入れた。西洋人は自己の宗教を生み出し、それを拡張して、彼らの宗教を形成していない。

キリスト教の始まりからして、左翼的であるように思える。この伝統が現在まで継続しているように思える。

1.2（儒教系統の認識）
プロテスタント派はカトリック派の改革や否定として生まれた。

プロテスタント派はカトリック派の改革や否定として生まれた。現実的には、プロテスタント派はカトリックの拡張でなく、部分的な否定として生まれたように思える。

2.0 民族神話

2.1（儒教系統の認識）
西洋人は自己の民族神話を捨てて、彼らはキリスト教を受け入れた。

西洋人は自己の民族神話を捨てて、彼らはキリスト教を受け入れた。言い換えると、彼は自己の民族神話を否定して、キリスト教を受け入れた。そして、そのキリスト教すら、ユダヤ教の否定の結果として生まれた。

西洋文明は二重の意味で左翼的である。一番目はキリスト教によるユダヤ教の否定である。二番目はキリスト教による自己の民族神話の否定である。

3.0 予想