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なぜウラジーミル・プーチンはウクライナに侵攻(侵略)したか?〜東方正教会とアレクサンドル・ドゥーギン〜

 なぜなら、プーチンは東方正教会及び東スラブ民族の東欧文明を守る必要があった。だから、プーチンはウクライナに侵攻(侵略)した。もしウクライナがキリスト教及び古代地中海の西欧文明に所属するならば、東スラブ民族の自己(魂)は永遠に失われる可能性がある。プーチンは自己の永続的な喪失を何としても防ぎたかった。

俺の印象では、ウクライナに対するプーチンによる今回の行為は国家的な意志でなく、宗教的な意志や文明的な意志によって動いているように見える。プーチンはもし東スラブ民族の自己(魂)が失われるならば、彼はロシアも不要であると感じているように見える。だから、プーチンは表面的には無謀に見える選択を実行した。

俺はプーチンがNATOや資源、安全保障の観点から侵攻していないと審判する。以下では、俺はプーチンの意図を察してみる。以下の俺の行為は霊言やイタコ芸の一種であり、根拠はない。

画像:https://unsplash.com/photos/1K8pWXiRyIA

プーチンの本音

 以下では、俺はプーチンの本音を霊言するつもりである。プーチンは東スラブ民族はまともな社会及び統治制度を形成することができないと認識している。さらに、彼はこの原因は宗教の欠如であると考えるように見える。

プーチンの憂鬱

 俺の印象 プーチンは東スラブ民族は自己の社会や自己の統治制度を彼ら自身で創造することができないと認識している。

 東スラブ民族の社会は腐敗している。東スラブ民族の統治制度は北朝鮮のようにまともでない。プーチンはこの事実をよく認識しているように見える。そして、プーチンは西欧に対する強烈な劣等感と危機感を覚えている。

プーチンの心理は下記の漢人の心理に似ているように見える。漢民族の社会もなぜか腐敗しているように見える。そのためか、漢人は世界へと流出している。特に、「俺は自国に自信が持てなくて日本をディスしたくなるから」の部分はプーチンの心理に似ている可能性がある。

東方正教会

 俺の印象 プーチンはもしロシアが東方正教会を復活させることができるならば、東スラブ民族は自己のまともな社会及び統治制度を形成することができるかもしれないと感じている。

  では、なぜプーチンはまともな統治制度を作ることができないのだろうか?なぜ西欧人(Y染色体ハプログループR1b)はまともな統治制度を作ることができて、東欧人(Y染色体ハプログループR1a)はまともな社会もまともな統治制度を作ることができないのか?遺伝的には同じ白人(欧州人)なのに…。この疑問は当然である。

俺の印象では、プーチンは上記の疑問の理由を「宗教(東方正教会)」に求めたように見える。西欧人は自己の善悪を授けるキリスト教(カトリック派やプロテスタント派)を持っている。そのため、彼らは腐敗していない社会とまともな統治制度をその系統の善悪で形成することができる。

それに対して、ソビエト連邦は東スラブ民族の宗教を否定して、破壊した。その結果、東スラブ民族は自己の善悪を失い、腐敗した社会を作るようになってしまった。東スラブ民族は汚職行為が善であるのか、悪であるのかすら判断することができなくなってしまった。だから、汚職行為が蔓延する。

もし東スラブ民族が自己の善悪を持つならば、彼らは汚職行為の善悪を判断することができるようになる。この時、東スラブ民族は腐敗していない社会を形成することができるかもしれない。

ウクライナへのプーチンの侵攻

俺の印象 プーチンはもしウクライナが西側に所属するならば、東スラブ民族の魂が永続的に喪失するだろうと感じている。

 個人的には、俺は今回の戦争は宗教戦争や文明戦争であると感じる。下記の引用では、ウクライナ西部はカトリックであり、東方正教会でない。プーチンにとって、ウクライナがカトリックになる、またはウクライナが西欧文明に所属することは欧州がイスラム教になったり、バチカンが東方正教会になる程度には衝撃的であるように見える。

2つ目は、首都をキエフから西部のリビウに移し、リビウに拠点国家を作る。リビウを中心とするガリツィア地方は、1945年までポーランド領でした。オーストリア=ハンガリー帝国時代は多言語政策を行っていたので、ウクライナ語の教育も行われていました。現在も、ウクライナ語を流暢にしゃべるのは西部の人たちです。宗教も、ロシアの東方正教会ではなく、カトリックです。歴史的に反共で、ウクライナナショナリズムが強い地域ですから、ガリツィア地方ではロシアへの抵抗運動が長く続く可能性があります。

https://president.jp/articles/-/55331?page=2

東スラブ民族がカトリックになる、またはウクライナが西欧文明に所属することは東欧文明の永続的な消滅を意味する。その時、彼らは西欧の白人に永続的に従属する立場に置かれ続ける可能性がある。プーチンはこの種の自己の魂の喪失に強烈な恐怖感を覚えているように見える。その状態は自己の文明に関する自己認識の崩壊(アイデンティティ・クライシス)である。

 無神論を掲げたソ連のKGBに勤めたプーチンは、今ではロシア正教の信仰を受け入れています。彼にとって正教は、ロシアに不可欠なアイデンティティーの一つであり、これを擁護することを義務だと捉えている。そのためには軍事力を持ち出してでも「悪」の出現を食い止めなければ、という立場にあるのです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a403d73d7df0893dfaa55129122b7507756f113?page=3

個人的な印象では、プーチンが守りたいものはロシアの国益でなく、東スラブ民族の魂と東方正教会を含む東欧文明そのものである。もし東方正教会が存在しないなら、ロシアは存在しない。もし東欧文明が存在しないならば、ロシアは存在しない。だから、東方正教会を含む東欧文明を守るためならば、ロシアの国益はある程度犠牲にしても良い。プーチンはこのように感じているかもしれない。

たとえウクライナが荒廃するとしても、東スラブ民族の同胞の多くが死ぬとしても、もし東欧文明が保護されるならば、東スラブ民族の子孫は文明的な自尊心を持つことができる。東スラブ民族の子孫は西欧文明に劣等感を覚えず、西欧人にアジア人と見下されず、自己を否定し続けなくてもすむかもしれない。東スラブ民族の子孫は彼ら自身が誰であるのかを見失わずに済むかもしれない…。

ロシアと新たな世界の到来

 以下では、俺はロシアと新たな世界の到来を引用する。俺はこの記事には
プーチンの本音があると審判する。引用は「ここ」から。別の電飛は「https://buu245.blog.fc2.com/blog-entry-160.html」から

ロシアはその歴史的な完全性を取り戻し、ロシア世界をまとめ、ロシアの人々を一体としている——その大ロシア人、ベラルーシ人、小ロシア人というすべてを。これを放棄してたなら、この一時的な分断が何世紀も続くのを容認していたら、先祖の記憶を裏切ることになるだけではなく、ロシアの大地の解体を許したことで、子孫たちに呪われることになるだろう。

https://cruel.hatenablog.com/entry/2022/03/02/001238

 上記では、「先祖の記憶を裏切る」や「ロシアの大地の解体」や「子孫たちに呪われる」という表現がある。俺はこれらの表現を非常に宗教的であると認識する。先祖や子孫、そしてロシアは東スラブ民族や東欧文明それ自体であるように見える。

ウラジーミル・プーチンは、ウクライナ問題の解決を将来世代に委ねないと決断したことで、まったく誇張抜きで、歴史的な責任を引き受けた。結局のところ、この問題の解決は常にロシアにとって主要な問題であり続ける——理由は大きく二つある。そして国家安全保障の問題、つまり反ロシアと西側が我々に圧力をかけるための前哨拠点をウクライナから排除するという問題は、その中で二番目の重要性を持つものでしかない。

筆頭の問題は常に、分断された人々のコンプレックス、国民的恥辱のコンプレックスだ。
ロシアという家はまずその基礎の一部 (キエフ) を失い、さらに二つの国家として、一つの国民ではなく二つの国民として存在するのを受け容れねばならなくなったのだ。これはつまり自らの歴史を放棄し、「ウクライナだけが真のロシアだ」といったイカレた主張に同意させられたり、あるいは無力に歯がみして、「我々がウクライナを失ったとき」 を思い出させられるということだ。ウクライナを取り戻すこと、つまりロシアの一部に戻すのは、十年ごとにますます困難になる——塗り直し、ロシア人の脱ロシア化、ウクライナの小ロシア人たちをロシア人に刃向かわせる動きが勢いを増すからだ。そして西側がウクライナに対し、全面的な地政的、軍事的支配を掌握してしまえば、そのロシア復帰は完全に不可能となる——大西洋ブロックと戦わねば取り戻せない。

https://cruel.hatenablog.com/entry/2022/03/02/001238

 上記の文章も俺にとって本当に宗教的である。「将来世代に委ねない」や「歴史的な責任」はNATOや軍事的な何かでないように見える。プーチンは東方正教会の東欧文明を崩壊させないことを自己の歴史的な責任であると感じているように見える。

また、「その中で二番目の重要性を持つものでしかない。筆頭の問題は常に、分断された人々のコンプレックス、国民的恥辱のコンプレックスだ」も興味深い。この記事では、安全保障の問題は二番目の重要性であると言っている。俺の印象では、このコンプレックスとは、東スラブ民族が彼ら自身の自己それ自体を喪失して、西欧の自己に従属的になってしまうことであるように見える。

プーチンはこの種のコンプレックスを将来世代に委ねたくないように見える。彼は老いていて、もうじき死ぬ。プーチンは彼の寿命が尽きる前に、彼はこの問題を解決したかったように見える。

プーチンは核を使用するか?

 以下では、俺はプーチンは核を使用するかを予想する。その後、俺はその理由を述べるつもりである。

俺の予想は…

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