エコロジカルアプローチ指導実践(2023 年4月7日)
今回、初の現場での指導となったため、基本的にはアイスブレイクの要素にて実践。子供たちの名前を覚えたり、現場の雰囲気を作ることを重点的に行った。
日付:2023年4月7日(金) 曇のち雨(強風)
会場:東京都調布市(フットサルコート)
カテゴリー:U8・U12
形式:スクール(メイン指導)
人数:U8:13名
U12:10名
◆U8(1年~2年)トレーニング内容
テーマ:アイスブレイク
W-up:アイスブレイク・ステップワーク・ボールマスタリー
トレ1:ボール当て追いかけっこ
トレ2:ミニゲーム(3vs3)
GAME:3 vs 3 (学年別)
U8はアイスブレイクを中心に行い、楽しみながらステップワーク込みで行った。ボール当て追いかけっこはコーチをドリブルで追いかけて狙うといったものではあるが、正確なボールコントロール、予測、タイミング、フェイント等と様々な現象が起こるため、自然と観察力と目的を達成するための材料集めの基礎ができるため、この年代は適時行っていく。
レベル感や学年・人数のばらつきもあったため、ミニゲーム・ゲームではグルーピングに手間取った。この現場での今までのやり方もあるため、一部参考にしようと思う。
計画としては5月までは対ボール・対人をベースにトレーニング予定。
◆U12(5~6年)トレーニング内容
テーマ:アイスブレイク
W-up:アイスブレイク
トレ1:4vs1ボール当て(2種類 目的別)
トレ2:フニーニョ(5vs5~4vs4 +S 4ゴールゲーム)
GAME:5 vs 5 +PK
U12も引き続きアイスブレイクを中心に行った。
トレ1の鬼にボールを当てる(手~足)ではボール保持者は動けない&下半身という制約で行う中で、6年生は比較的早くにコツをつかんだ。5年生は技術レベルが拙いため、時間がかかったが今回は行動エリアを半面に限定したため、比較的容易に獲得できた。次回はエリアを全面にして、パスの長短を出そうと思う。
トレ2ではフニーニョを行った。
今回の制約はゴールした選手がサーバーに回って、ピッチ内の選手が減少していくもの。この日は寒かったため待機時間を無くすためにピッチサイズ的には選手が多い5vs5で行った。しかし、技術レベルに差があったため中々ゴールや展開、サーバー使用の現象が出なかったため、人数を減らして4vs4+S2にて行った。スペースができたためサーバーを使ったり、展開の現象が生まれた。ゴールへの意識も向上。オーガナイズ的にはまずまずだった。
この日はゲームでは制約をいれなかったため、1度スペース管理(make&use)とプレスに関してのみ言及した。互いによくなり、試合展開が拮抗した。比較的、6年生がチャレンジ&カバーの意識が出来ていたため、プレスもハマるシーンが出たりと試合に盛り上がりがあった。次は制約で盛り上がりを作りたいと思う。
ただ、やはり高学年というだけあって感情を殺してしまっている選手やこちらの様子を伺う選手が見られた。もちろん、年度初めのため、様子見という所はあるが、関わる大人のコミュニケーションが一方通行である可能性があるため、ここでは感情を出せるような失敗を恐れずに成長できる雰囲気を作っていこうと思う。