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東日本においてウスターソース使用は超危険行為
最近ウスターソースにハマっている。
中濃ソースより酸味とスパイシーさが強くてよろしい。
以前はカレーの隠し味としか認識していなかったが、なかなかの有能調味料であった。
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ところが私は東日本の人間である。
幼少の頃より、食卓には中濃ソースがおいてあった。
そう、東日本においてソースといえば中濃なのだ。
私の実家では、まれに父がお好み焼きを焼いてくれた(現在は居間が臭くなるという理由で禁止されている)。
そのお好み焼きにも中濃ソースが使用されていた。
そんな中濃大国東日本だから、私がウスターソース喰いであるとバレたら、何をされるか知れたものではない。
西日本のスパイと勘違いされて、村八分になるぐらいなら御の字、ヘタをすると闇の勢力に襲われて行方不明になるかもしれないのだ。
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なんで東日本において中濃ソースが幅を利かせているかといえば、それはキッコーマンのせいである。
キッコーマンといえば醤油だが、実はソースも作っている。
そしてそのキッコーマンがウスターソースととんかつソースの間をとって、中濃ソースを発明したのである。
私は中濃ソースを開発したという人の子孫からこの話を聞いたから、間違いない。
東日本というか関東の醤油事情を鑑みるに、キッコーマンは柴栄時代の後周くらいの強大な覇権を握っている。
東日本が中濃ソースの天下になったのは自然の理というほかない。
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今後も私は隠れウスタリアンとしてひっそりと暮らす所存である。
ノートが更新されなくなったら、たぶんウスターがバレたのだ。
察してほしい。
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