トイレ洗剤の名前やん!!Σ\( ̄ー ̄;)からのちょっと応援したい会社
今朝新聞を広げたら、入っていた広告の「サンポール徳次」って名前が目に飛び込んできた。
イヤ、トイレ洗剤の名前やん!! Σ\( ̄ー ̄;)
パジャマ着たままのおっさんは思わず口に出してツッコんでしまった。
横でワンコがきょとんとしている。
皆さん、サンポールってトイレ洗剤知ってますか?
『酸が効く効くサンポール』でおなじみの例のあれです。有名ですね。
まったくディスるつもりもないので許してほしいのだが、どのような気持ちでマンションにこの名前をつけたんだろう?って興味を持ってしまった。
まぁ、だからといってわざわざ広告主やマンションオーナーに連絡して
こ、こ、このトイレ洗剤みたいな名前ってどうしてつけたんですか?
なんてトイレ洗剤の名前ありきで聞くなんてことはしようと思わないけど、このマンションの建築年月が1958年で、サンポール(トイレ洗剤)の販売年を調べてみたら(ヒマジンか?)、どうやらサンポール(トイレ)自体は1960年代に発売されたものなので、トイレ洗剤の名前は意識されてないということが分かる。
どっちかいうと先に「サンポール徳次」が建てられて、そのあと数年でサンポール(ト)が販売された、しかもかなり売れて有名になっちゃったから、近所の人、特にがきんちょどもからは
わー、といれみたいな なーまーえー
なんて揶揄されたり、マンションの部屋の空きが出て、不動産屋にきた若夫婦に勧めても
い、いや、このトイレみたいな名前はちょっと。。。
なんて断られたり、マンションオーナーからしてみたらきっと
やい、サンポール㈱!! なんでトイレ洗剤にウチのマンションと同じ名前つけとんねん!!!(怒)しばくど!!! 訴えるぞっ!!!!
って文句言いたかったんだろうなぁ、、、と想像したりしたけど全く余計なお世話ですね。
さて、こんなこと考えながらサンポールについて軽く調べたのでちょっとだけ詳しく書くと、
『サンポール』は、1960年代に当時の「日本塩酸工業株式会社」の製造で「トイレサンポール」という商品名で発売開始。そして「日本塩酸工業株式会社」が1969年に「サンポール株式会社」に改名して販売を続けていたが、1990年に経営不振に陥った旧サンポール株式会社から大日本除虫菊株式会社に買収されたかなんかで、現在の『サンポール』という商品名になった。
ようなのです。
ここで皆さん気になることが出てきませんか?
あれ?『サンポール』って「金鳥」が販売してなかったっけ?
「大日本除虫菊株式会社」って???
実は僕今回初めて知ったんだけど「金鳥」は「大日本除虫菊株式会社」っていう会社の商標なんです。「金鳥」って名前の会社ではないの。「金鳥㈱」とか「㈱金鳥」とかじゃないの。みんな知ってた??
一応会社リンクとホームページの画像を。
金鳥の夏、日本の夏
でおなじみの「金鳥」は、明治18年創業のとても歴史ある「大日本除虫菊株式会社」という会社の商標なのです。
「金鳥」「KINCHO」っていう商標が世間全般に浸透しても創業のきっかけを忘れないように「大日本除虫菊」の社名は堅持。
そして創業のきっかけは、
1885年、和歌山県でみかん農園を営んでいた上山英一郎が、慶應義塾大学時代の恩師・福澤諭吉の紹介でアメリカの植物会社社長と知り合い、翌年除虫菊の種苗を入手する。この除虫菊を製粉して線香を製造。蚊などの虫に効くことを知ったことで、除虫線香(蚊取線香)「金鳥香」の製造を開始。
最初棒状だった蚊取線香は渦巻状になったことで評判になり、全国的に知名度をあげて現在に至る。
きっと蚊に悩まされてた人たちの役に立つって研究して商品を作ったんじゃないかな。
蚊取線香も形や種類がたくさん出てきて、マット状だったり液体を噴霧するタイプだったりいろいろあるけど、花火のそばにあるのは昔ながらの渦巻の形がいいって思うのは、きっと僕だけじゃないはずだ。
我が家にも現役でありますよ。
これからさらに時代は変わっても、昔ながらの蚊取線香はこれからも作り続けてほしいな。