しあわせのかたち

定時で帰れない、いつもと変わらぬ金曜日
のはずだった。
腕時計が振動し、妹から連続で通知が来た。
『え、大丈夫ー?生きてる?泣いてない?』

一瞬、頭の中が?で埋め尽くされたけどその時間はたった数秒だったはず。妹からのたった4通で私は、察した。
“いつか”は来ると思っていた、その“いつか”が来たんだな、と。

珍しくあの時間に周りに人がいる所で仕事をしていた。いつもなら定時が過ぎてもあの空間でスマホを取り出さない私ですら、震えとともに乃木坂46の公式サイトを慌てて開いた。

そこにあったのは、
『齋藤飛鳥 卒業のお知らせ』

そう、推しメンのグループ“卒業”の文字。

なんとも言葉では表すことが難しい気持ちになったのが正直なところ。でもこれを書いている今はあの時とはちょっと違う。たぶん、これは飛鳥ちゃんからもらったもの全てが私にとってのしあわせのかたちだから______


約10年前私はAKB48が大好きで、毎週のようにAKB新聞を買っていた。
そんなある日、新聞にAKB48公式ライバル『乃木坂46』募集の文字が。
AKB48の姉妹グループがどんどん結成されていく中で、当時の私は「またか、」そんな気持ちでいた。
小学生ということもあり、アイドル、そして、お姉さんたちに憧れがあり、AKB48が私の中心だった。
しかし、中学生になり勉強に部活に没頭し、あんなに好きだったAKB48からだんだん距離を置くように。

それから数年が経ち、テレビであの時知った乃木坂46を見た。
その時私の中の何かが動き、とりあえず調べた。とにかく調べた。一分、一秒も無駄にしたくない思いで調べまくった。

その時見つけたのが齋藤飛鳥さん、あなただった。
特別好きなことも趣味も特技もなかった私だったけど、飛鳥ちゃんを見つけ、推せたこと、これは私の自慢だと思う。だって、あの齋藤飛鳥さんですよ?そりゃあ、もう誇りです。

私の人生を虹色に彩ってくれてありがとう。

時々妹のような飛鳥ちゃん、頼りになる飛鳥先輩、ヘラヘラ飛鳥ちゃん、かっこいい飛鳥ちゃん、かわいい飛鳥ちゃん、美しい飛鳥ちゃん、飛鳥ちゃん(3歳)、爆イケモデル飛鳥ちゃん、いや、ここはモデルの齋藤飛鳥さんが正しいか?(笑)

いろーーーーーんな飛鳥ちゃんを見てきましたが、いつもそこには、優しさ、謙虚さ、そして強い信念があったように思えます。

AKB48を好きだったあのときの私とは違う。
あの時の好きとは違うこの気持ち。

私は齋藤飛鳥さんを人してほんとうに大好きだなと気づきました。飛鳥ちゃんの全てに憧れているんだな、と。

飛鳥ちゃんにもらったもの、私の生きる理由、私の全てだと思う。

この先もずっと、ずっと______


私にも、
恥ずかしいという感情がまだ残っていたよ。

“だいすき”を直接伝えられていないので
がんばるね、飛鳥ちゃん(^^)



そして、

たくさんの“ありがとう”を________




______追伸

思ったことを忘れたくなくて、きっとずっと忘れないだろうけど書き連ねた文章。
強がってはないですが、、、
いや、強がってるのか?(笑)

さきほど『ここにはないもの』が配信されました。

今はしっかりと寂しいです、、

でもこの気持ちも忘れずに、飛鳥ちゃんを笑顔で見送る日まで、なにげない毎日を大切にしていきたいものです。

しあわせのかたちだから_____

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