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1993 妹が爆誕したはなし

香取さとり30歳までのカウントダウン
第1夜 1993

学年では2つ下の妹が生まれた1993年。このころの記憶も当然ないのですが、妹は病院にかかることが多かったので私は父と2人での留守番が多くなり、それから家族で2.2に分かれる時は自然と父とのペアが増えていきました。赤ちゃん返りだったのかもしれませんが、自我が強めに芽生えてしまった私は、いつでもどこでも大声で駄々をこねる面倒な乳幼児で、当時自分自身のめんどくささにさえ苛立っていた記憶がうっすらあります。

ギャーギャーうるさい姉がいたせいか、妹は小さい頃からあまり自己主張をせず、一日の大半を無表情で過ごしていました。私がいくら暴れていても、妹は不思議そうにそれを見ているだけのタイプ。私は幼稚園に入ってから自分がこれまで妹の自己主張の機会を奪っていたことを悟り、ギャーギャー泣き喚くのをやめ、妹に対してはこれからの人生でできる限りの権利を譲ろうと胸に誓ったものですが、1歳くらいのころはそんなことはお構いなしに自分の権利ばかりを主張してきました。

すぐに泣く癖がついてしまったせいか、実は今でも気を緩めると時間や場所を問わずすぐに泣いてしまうのが自分の弱点です。親しい友人やバンドのメンバーはもうなんとも思ってないと思いますが、私が突然泣き出してもいつものことなので驚かないでくださいね。仕事をするには邪魔な特性なので普段は感情を全切りしていますが、それでもたまにうまくいかないことがあると、普通に席で泣いてます笑

けっこう意外でしょう?でも一説によると、すぐ泣く人はストレスのコントロールが上手いらしいです。

今日は短めですがこれでおしまい。明日は2歳のころの話をするので、もしよかったらまた読みに来てください。ハートマークのポチもよろしくお願いします!

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香取さとり シンガーでライター
大好きなリンツのチョコレート「マンゴー&クリーム」で明日の元気をチャージします。