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怒れる老婆、リリー・ボーウェン。2024年のまとめ。
大晦日の夜明け、今年はリリーと駆け抜ける素晴らしいEDHライフだった。
改めて著者が作ったデッキについて今年最後の記録をする事で、年納めの書き物としよう。
リストはこんな感じの物が最終エディションになっている。
リリーを使い始めて思うのは、彼女のデッキは特に私がストレスレスをテーマにビルドすると本当に使ってて馴染む疲れないデッキが出来たという事だろうか。
実に使いやすい。
主な戦術
殴って倒す、シンプルな物である。
一応50点砲台こと【霊気貯蔵器】を入れているが実用出来た試しはあまりない。
むしろエンドカード級としては【カロニアのハイドラ】【活力】などの生物と+1/+1カウンターを倍にする系エンチャントの活躍が目立つ。
またその手の+1/+1カウンター増強プランのあらゆる物とリリーは相性が良いジェネラルであり、しかも本体には回避能力もなければいずれ萎む事も相手は分かってるのでヘイト値がかなり低いのも高得点だ。
このデッキのオタクカード
【カロニアの指輪】・【花咲く泥獣】
辺りかねぇ、使い心地も良い上にリリーに非常に合う。
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来年試したいカード
【エント最後の進軍】採用確率A
値段まで含めて特に使わない理由はない、良いカードだ。
抜く枠も「リシュカーの巧技」と入れ替えると考えたら悩みもない。
ユニバースビヨンド産だから手に入る内に複数枚仕入れたいと思っている。
【棘を播く者、逆棘のビル】採用確率A
著者が初動で買い損ねて高騰して凄く後悔してるカードだ。
多分下がらない感じだから買うしかねえべか。
本体が2マナなのも差し替えるカードを選ばない良さがある。
【忍耐の元型】採用確率C
元々他のデッキでの運用実績があり、著者が割と好きな一枚。
マナ的に重たすぎると考えて運用していなかったが、初期の想定より試合が長引くタイプのジェネラルなので「活力」の横に並ぶ守り札に悪くないかも知れない。
問題は現在採用の高マナ生物の中に割り込んでいけるかと言うと微妙と言わざるを得ない。
【熊の陰影】採用確率C
ジェネラルを守るのに陰影鎧(族霊鎧)を使いたいという意向があって、正直緑単色の陰影の中では熊一強なとこがある。
1ターンに二回行動するか、相手ターンにインスタントを差し込む受けの姿勢にもどちらにしても強い。
問題はこいつはちょっとヘイトが高すぎる、それ故に今日の候補の中では一番微妙より。
【エルドレインの玉座】採用確率D
単色デッキかつドローソースがほしいという要求にマッチしている。
問題はマナファクトの方の要素を緑単という色があんまり求めていない事だ。
入れて試す価値はあるかも程度、熊の陰影より確率が低いのは値段の問題。
![](https://assets.st-note.com/img/1735602998-SH1uO0YRPioeb6gw8BJZD9qd.jpg?width=1200)
最も、来年の新カードで採用確実なヤツがあるかも知れないが。
未来は無限大だな!
MTG最大のこだわりポイント基本土地
![](https://assets.st-note.com/img/1735603544-mXhSUxvI129L6Cd8gcbwJHpK.png)
もちろんPIPにも基本土地はあるのだが、ニューベガスの雰囲気とはちょっとズレるので。
あえてニューカペナの街角フルアートの夜を採用。
実際、夜中にゴモラとザ・トップスが同時に視界に入る位置で見たらこれぐらいの夜景だろう多分あの街。
あとがき
重ね重ねになってはしまいますが。
当初は彼女がカード化される事をあんまり期待しておりませんでした。
また彼女のカードについての考察も「原作通りの暗殺者かなぁ、ボロスで回避能力とか持たせるのか?」とかいうウィザーズが私達にもたらしてくれた考察の足元にも及ばない発想しか出来ておりませんでした。
そうだった。
彼女は薄れゆく大切な家族の思い出を失う事を恐れた緑の人。
望まざる主に与えられた【暗殺者】という役割ではなく、時流れ出会った定命である運び屋を背に隠して戦ってくれる【戦士】のタイプを持つ人。
彼女はそういう在り方・生き方を見せてくれたから私の最も好きなRPG同行者キャラだったのだ。
出来る事ばかりに目を向けた事の浅はかさを恥じ入ります。
ですが、それ以上に深き感謝を述べたい。
ありがとうウィザーズ。
素晴らしい再会に胸踊る、本当に素晴らしい時間でした。
年明けを貴女と送れる素晴らしさよ、至福である。
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