【EDH】時には昔の話を、歴代の統率者を思い出す。
著者はずっと《怒れる老婆、リリー・ボーウェン/Lily Bowen, Raging Grandma》の話をしているから疑問に思ってる人も居ると思うんだ。
『そもそもPIPってかなり最近のセットだよね。それまでは何を使ってたん?』という事を。
今日はそれについて語ろう!
まずそもそもの前提事項
著者がEDHをやり始めたのが大体21年2月辺りの頃からである。
著者は基本的にはグルールの民で、緑絡みで青が入ってない組み合わせは大体好き。
基本的には楽しく遊べたらいいかなってタイプのカジュアルプレインズウォーカー。
実は始めた時期の関係と身近にやる所もないので、リモート以外で紙のMTGをした事が一度もない。
ゼナゴス・ニーキャ
著者がEDHを始める時に、勧めてくれた先達から布教でそれぞれ二回、樋口一人と交換で譲ってもらった数百枚のカードから構築したデッキ。
スタートダッシュを手伝ってくれた友人には本当に感謝してる。
友人は自由に組ませてくれたが、一方で私の中で「与えられたデッキ」という側面が強くてまだ自らの力・発想ではなかった。
まあ、その力を与えてくれたのが友人とゼナゴス様とニーキャ達なので本当に素晴らしい。
その後現在までにいろいろカードを入れ替えた結果、ゼナゴス様は手元にある最強のデッキになった。
あとニーキャ小話、テーブルがめちゃくちゃ散らかって大変なのでやりたい人はデスクを広くしようね!(全敗)
カーサス
著者がEDH経験を積んで行ってついに『自らの手で何かを築き上げたい』と思った時。
そこに居たのは《ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund》だった。
これについても前述の友人から貰った資産は役立ったが、構築については自分で調べて自分で考えて作った初めてのデッキだ。
故に非常に思い入れ深く、リリーがこの世界に訪れるまでは最も愛着を持って使っている統率者だった。
著者の構築は種族シナジーと統率者ダメージに寄せているが、カーサスの魅力は構築自由度の高さだと思う。
著者の様なカジュアルな遊び方も楽しめるし、かなりハードな高レベル帯にも結構適応出来る。
無限コンボを入れるカラーマーカーにしてヘイストシステムクリーチャーが統率者ダメージキルも狙えるという捉え方も在り、
とにかく統率者ダメージを通して押し勝つみたいな使い方にも飛行・速攻・7/7/7が強く、
種族王などにも良い優遇種族ドラゴンを全てヘイストにするシステムクリーチャー。
かなり遊び甲斐のある一枚なのでオススメだ。
道具箱さん+3000
当時の著者には興味や願望を唆る事が一つあった。
「公式の構築済みを一つ買ってみたい」と。
そんな折に当時の周囲で『構築済みを3000円でチューンして競わないか?』という一時的流行があった。
そんな訳でプレインズウォーカー人生初の構築済みデッキをお買い上げしたのだ。
選んだのは当然好きな色である「土建組一家の猛威」を3000までで強化してみた。
ちなみに構築済み+3000構築は結論から言って、
「元が強い構築済みはその強化でかなり強い」が「元が微妙な構築済みはその額で強化しても前者に勝てない」。
リプリー・ヴァンス船長
著者がリトルジャックPだとかカトラスだとか名乗ってる理由は、著者が親の代からのセガ派で。
幼少期にやったエターナルアルカディアに影響を受けている。
という謎の自分語りパートを入れつつ、船長の話だ。
どう考えても統率者にならなそうな彼女をなぜに作ったかと言うと、ヴォーソス的な理由になる。
エターナルアルカディアというRPG作品もまた大航海時代をテーマにしているのだが、それに出てくる主役の海賊の名前がヴァイス。
そしてリプリーさんが辿った経緯とエターナルアルカディアのシナリオには少々の類似があった。
自らの名前の由来にもなったキャラの姿をリプリー・ヴァンス船長に見た私は思わず予算をかけて作ってしまったのだ。
はっきり言おう、このデッキは恐ろしく弱い。
というか真面目に思うのだが、《リプリー・ヴァンス船長/Captain Ripley Vance》は「元々は書いてあった【共闘】が消されてしまったのでは?」という疑惑があったり。
(部下が共闘を持っている・どうにも赤単で機能すると思えないテキストなど)
シューユン
著者はアリーナからMTGに触れ始めてずっと青には苦手意識を持っていた。
それを克服したいとは思い続けていた。
そんな折に見つけたのがジェスカイのカンであるシューユン君だ。
結論を先に言うと克服は出来なかった。
シューユン君は「一人殺した段階で息切れするし、そこから高まったヘイトには対応出来ない」という典型的な殴りジェネラルの欠点に対して、それを補填する物がない状態でその弱点を保有するクリーチャーなのだ。
強い殴りジェネラルは何かしらそれをカバーする物がある、
しかしシューユンは手札リソースもマナリソースもめちゃくちゃ使うのに対戦相手は三人居る。
なかなかつらいのだ。
あとシューユン小話、果敢を持ってて二段攻撃を自力で着けられるくせにパワーとタフネスが同値じゃないのでダメ計で訳分からなくなる。頭に算盤の入ってないプレインズウォーカーには向いてないぞ!
リリー
正直過去記事を見てくれ感もあるが、好きだから語っちゃうぞw
著者の大好きなFallout: New Vegasというゲームに出てくるコンパニオンキャラであり、
著者がFalloutシリーズのコンパニオンキャラで一番好きな人物がリリーだ。
ここまでの話を聞いて上記の船長を思い出した人は居るかも知れない。
著者の思い入れ先行で作られたデッキだ。
しかし幸いにもと言うべきか、彼女は割と統率者にしても使える様な性能だった。
そして緑は著者が最も得意な色、ここまでのEDH経験から使えそうなカードを探すのも他の色よりは遥かに容易かった。
結果、彼女は著者の一番のお気に入りデッキとなりこの二ヶ月の日々を最高の物にしてくれている。
他には?
正直やる機会が全然ないけど誓い破り/オースブレイカーを一つ持ってるよ。
【ボーラスの壊乱者、ドムリ+変化の風】だ。
著者が一番好きなプレインズウォーカーキャラはドムリ・ラーデです。
二番目はソリン・マルコフ。
(こいつダメンズ好きすぎやろ。)
あと、
誰か身近な人がプレインズウォーカーになりたくなった時に譲り渡せたら素敵かな、あるいはその人には好きにデッキを作ってもらって自分がそれで慣れるまでスパーリングしてあげようかな?
で、【スターター統率者デッキ「ドラゴンの破壊力」】を未開封で持ってる。
当分開ける予定はない。
あとがき
そんな訳で歴代のデッキをまとめるとこの様な感じになる。
『こいつリリーボーウェンの話しかせんやんけ!』と思ってた皆さんへのアンサーになっていたら幸い。
ここまで読んでくれてありがとう!
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