先週観たもの


映画館で2回目鑑賞。展開を知ってるからか1回目よりも導入部分が短く感じた。蛙とか鯉とかに誘われるところは「始まるぞ!」って感じでワクワクしてニヤニヤしてしまうな。表現が難解なので解説動画などで保管して楽しむような作品だと思う。現時点では宮崎駿の集大成といえるだろうし、作り手として命をかけてるように感じれる。映画館で宮崎ジブリを観れる機会も今後の人生で後何度あるかわからんし、できるだけ観てたほうがいいのかもしれない。85点。

とにかくドカーン!ドーン!というテンションがずっと続く。そこまで残虐なシーンは無いので割りとサラッと観れる。スカッともするし、ハラハラもする。特殊メイクやらアクションシーンの作りがとにかくすごくて、どーやって撮影したんだ?と思うところが多い。続きものだけど前作までが古い作品なので単体として観れる。そうはならんやろ、なっとるやろがい!とツッコミながら観る作品。79点。

全体を通して日陰な作風。米国人だとまた感じ方が違うんだろうが、日本に生きる現代人としても共感できる点は多い。生き方、老い、終え方、暮らしなど、人生は選択だらけだなと。客観的な正しさなどは無く、主観的にどう生きていくかというお話。亡くした大切な人にもいつでも会える、会いに来てくれる、そんな日常を送ろうと思える作品。80点。

映画だけ関わらず、作品作りをする全てのクリエイターに問うような作品。90分で終わる気持ちよさがある。観たことないカット割?というか場面転換が随所にあって、オリジナリティを感じる。表現における完璧と妥協を学ぶような作品。84点。

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