心書Vol.0028〜計算する〜calculate
僕は給与所得もいくばくか得ていますが、基本的には事業所得になるので、確定申告をしています。(厳密には還付申告ですが)
この時期になると、子どもの手も借りながら、領収書の計算をするのですが、子どもたちにはアルバイト代という名目のおこづかいをあげて、リアルデスクワークのホームメイドキッザニアをやっています。
この機会に、
・仕事をしてお金を稼ぐという体験
・領収書の仕分けなど、どのように仕事の段取りをデザインすればより効率的に(早く、正確に、「待ち」をつくらないように)ワークを終わらせられるのか、の思考体験
・書類、計算機、パソコンなどを触る体験
・売上と経費と利益の関係、源泉徴収の仕組みに触れる機会
・計算や数的な感覚の鍛錬
・親の仕事の情報公開
こういったものを狙っています。
去年は末っ子は戦力外でしたが、今年は「交(交通費の頭文字)」と書かせた付箋紙を領収書に貼ってまとめる作業や、その束を輪ゴムでまとめたりホチキス留めをしたりといった、彼にできる「おしごと」が存在して、作業全体の分担が変わったりと、とても面白かったです。
子どもたちへの指示・監督だけでも大人ひとり分手を取られますが、この会計事務所ごっこ遊びの時間がなにか子供達の原体験になってくれるといいなあ、と勝手に期待してる親のエゴの愛しい時間なのです。