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詩: 私を愛して

賞味期限の牛乳を慌てて飲み干すほど
ギリギリの生活をしている

一歩でも間違えると崖の下に落ちるような
細い道を歩いていて
心にゆとりのない毎日を過ごしている

本当はひとりぼっちで老いていくのが怖い

前向きになろうと必死になって
作り笑顔ばかり増えていって
本当の自分はどこへ行った?

少しだけでいいから
私を愛して

少しだけでいいから
私のそばにいて

ちゃんと 頑張るから


/かとうなみさ

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かとうなみさ
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