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悶々とした2週間でした。

 2週間前の木曜日、

どっかで、ぐねったかな?

 左足首あたりに痛みが続きます。
 翌日なっても痛みが引かず、歩くのも大変なので近所の外科へ。

 ご高齢の先生は、レントゲン画像を見て、首をかしげて、

「ん?もう一回撮りましょか」

1回目とは角度を変えて、また撮影。

「空洞がありますな…」

画像の足首の黒い所を指差しながら

「大きい所で詳しゅうみてもらいましょか」

と、紹介状を書いていただくことに。

 ネットで調べてみると、骨に空洞があるというのは、腫瘍ができているかもしれないとのこと。

 相変わらず、足は痛いまま。

 もし腫瘍やって、それが悪性やったりしたら、アシガン? ガン保険ちゃんと下りるんかな…

 なんて不安が次々と浮かびます。

 翌週、その紹介状とレントゲン写真を抱えて、紹介していただいた大きい病院へ。

 精悍な感じのする整形外科の男性医師は、預かって来たレントゲン画像を見ながら、

「腫瘍の可能性がありますね。
そうなると、科が変わりますし、大学病院に紹介することになります。
大学病院の方、今、相当混んでるみたいなので、出来る検査は出来るだけこっちでやっときましょか」

で、とりあえずその診察の後、レントゲンとCTを撮り、再び診察室へ。

医師は、開口一番

「あのね…空洞が無いんですよ。ほらっ」

モニターに映し出された私の左足首の画像をくるくる回してくれました。
 確かに空洞らしきものは見当たりません。

「痛いの、じきに治まるかもしれませんね。
まあ、MRI撮ったらちゃんとわかるでしょ」

ということで、翌月曜日のMRIの予約と、痛み止めの薬とシップをいただいて帰ってきました。

 相変わらず、足は痛いまま。

 で、今日は朝からドキドキしながらMRIの結果を聞きに行って来ました。

医師はMRIの画面を指差しながら

「ここんとこ、痛い言うてはったとこ、水が溜まってますね。
骨は異常ありませんでしたよ」

で、この痛いのはどうすれば?

「日にち薬ですね。まあ、あんまり動かさんようにしてください…」

というわけで、ここ2週間続いた悶々は、相変わらずの痛みを残したまま、あっけなく終了となりました。

 歳を重ねれば、体のあちこち、ガタがくるのは仕方ないんでしょうね。

 しばらくは、痛みをだましだまし、ゆっくり歩いていこうと思います。

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