切らない、と言う選択
カフェオレに始まり、アルコールで締める私の大好物朝ごはん、スクランブルエッグから着想を得て、ちょっと考えてみたお話。
自分にブレーキ、かけちゃっていませんか。
切らないのは〇〇
今回話題に出ているスクランブルエッグにて。何を切るのをやめたかと言うと、、、言わずもがな「ベーコン」。ベーコンでございます。
いつの頃からかは忘れたけれど、そのままで良くない?と思ってからはずっと薄切りベーコンは切っていない。(この切り口から誰が1300字越えの記事を書くんやろうって思うかもしれませんが、、ここにいたのでちょっとお許しくださいまし)
基本の作り方と、応用パターン
基本の作り方は超簡単。ご想像通り、材料はベーコンと卵、それだけでOKです。4枚くらいの薄切りベーコンが3つか4つセットになったものを買っておき、作るときは必要な枚数だけそのまま並べ、ほぐした卵を入れればヨシ。まな板も包丁も使わない即席スクランブルエッグは朝ごはんの味方です。味付けは岩塩と黒胡椒がおすすめ(主人はケチャップ派だけど)。
応用パターンはリッチに過ごしたい朝向けかな。市販の厚めのブロックベーコンをカットして焼いてもいいし、仕込んでおいた塩豚を切って入れることもある。ほうれん草や玉ねぎを刻んで、ざっくりな卵炒めもいいなあ。スライスチーズをちぎって予熱で混ぜれば即席チーズオム風にも。
で。なぜ、切ってたんだろう
なんで切らねばならないと思っていたんだろう。ここからが本題です。
ベーコンは、切らなくっても美味しい。我が家は四人家族なんだから、急に「僕もスクランブルエッグが欲しい」と言われたところで、卵さえ増量すればベーコンは2枚ずつにすればいいのである。
でも、息子が生まれてからしばらくしても、私は作るたびにベーコンをカットして、あーーー剥がれない!なんて思いながら一枚一枚をバラして作っていたんですよね。なぜ、切っていたんだろう。
思い返せば、母はいつもカットしていた。いつも作ってくれた時の作り方を、当たり前のように眺めていた。もしかすると、無意識のうちに真似していたのかもしれない。と言うかそれくらいしか理由が思いつきません。
でも初めて切らない選択をした時。。材料が同じなら!材料を大ぶりカットにするだけで!こんなにも変わるものなのか!!?!?!と言うくらい、大袈裟かもですが、衝撃でした。
ドタバタ育児のとある朝、剥がれないベーコンにイラつきMAX、半ばヤケでそのまま焼いちゃえ!!と思ったのが今回話題に上がっているスクランブルエッグ(今更ですが、ベーコンエッグと呼ぶ人もいるかもしれない)。材料はそのまま。ベーコンを切らずに焼いてるだけなのに、ですよ。
ガブリと頬張る感じが、たまらなく快感。
冒険の気づきは、後からやってくる
私しか食べないし、と思って適当に作った初回の切らないスクランブルエッグ(もはやベーコンエッグの方が正しい気もしてきたけれど)は、我が家の当たり前になりつつある。
スクランブルエッグからの考察がぶっ飛びすぎかもしれないけれど、何事も、何気なく当たり前にしていることの8割くらいは実は何かの影響を受けているかもしれない。
まとめ
どうしても乗り越えられない壁があったら「その壁って、ほんまの壁なん?」って言うのもたまには突っ込んでいいんやと思う。
仕事でも、育児でも、料理でも、、
ちょっとしたイラッとか、ちょっとした詰まりの部分。一旦立ち止まってみて、なんでそうしてたんやっけってところに特に理由が浮かばないなら。
冒険してみませんか。
失敗したっていいのです。
あー、ちゃうかってんなってだけだから。
バイアスって、知らない間にかかっているもの。まずは当たり前を疑いましょうってよく聞くと思うのですけど、案外、取り外し方は日々の暮らしの中にヒントは隠れているかもしれませんね。
補足
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またぜひ遊びにきてくださいねー!
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