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#国民民主党にワクワク

こんにちは、今回は、いよいよ役者がそろってきた国民民主党代表選挙に対する所感を述べていきます。

本日、いよいよ前原誠司さんが正式に立候補の意思を明確にし、選挙戦が成立することが確定しました。
玉木さんと前原さんの一騎打ちという様相です。

先日、上の記事でも書いたとおり、七月中に国民民主党へのサポーター登録を済ませて、私としては準備完了です。
さて、来るべき国民民主党代表選挙、どういった意味や価値があると言えるのでしょうか?

代表選挙はお祭りです!

お祭りっぽい画像

誰が代表になるのか、誰が代表になったら大変だ、といった意見を多く目にする気がします。しかし私としては、あえて言いたい!
せっかくの代表選挙なんだから、楽しみましょうと!

代表選挙とは、単純に一政党の代表を決める仕組みではありません。
数年に一度訪れる、その政党に光が当たる瞬間なのです。

代表選挙とは、政党における最大のPRである

代表選挙となれば、メディアによる報道や討論の中継なども盛んになります。
日頃は日が当たらない政党であっても、代表選挙をやるとなればメディアが食いつかないはずもありません。
なにより、今回の代表選挙は野党全体の今後の展望を決める重要な代表選挙です。たかが小さな一政党の代表選挙というわけではないのです。
知名度不足などが嘆かれる国民民主党としては、この機会に、国民民主党の名を少しでも広げるチャンスという訳です!

少しはサポーターらしいことがしたい!

まさしく、国民民主党の主張が広く天下に知れ渡る絶好の機会なわけですから、これを生かさない手はありません。
不肖この私も、国民民主党のサポーターになった立場ですから、可能な限り、この代表選挙を盛り上げるために貢献したいと思っています。

誰が代表になるのか?

実はお二人、二度目の対決ではあるんですよね

とはいえ、代表を決めるのが代表選挙なわけですから、誰が代表になるかは重要な点であります。
しかし私としては、そういう結果自体は重要ではないと考えています。

特に国民民主党を支持する人にとって、誰が代表になるかによって今後の「俺たちの国民民主党」の命運が変わってくるわけですから、誰が代表になるかが重要であるというのはよく分かります。
ただ私としては、代表選挙とはプロセスであると考えています。

代表選挙とは「50の解」を導き出すために欠かせないプロセスなのです。

負けたら「冷や飯」

他党では、代表選挙に負けた人は全てを失い、冷や飯を食わされるということが結構あります。
いやむしろ、代表選挙と言えば冷や飯というくらいの常識があるのではないでしょうか?

しかし私、これは正しい代表選挙の使い方ではないと思っています。
先ほど、結果はさほど重要ではなく、代表選挙とはプロセスであると申し上げた通り、勝者が全てを得て、敗者が全てを失うというような考え方は、必ずしも民主的ではないと考えています。

最終的には便宜的な勝者が誕生するわけなんですが、勝者は敗者の想いも背負っていく方が、胸が熱いじゃないですか。

「対決より解決」

今回、独自路線の玉木代表と、野党連携路線の前原代表とが衝突する運びとなり、どちらに代表になっても国民民主党の存立が危ういかのような論調も少なからず存在する印象ですが、勝った側が100を得て、負けた側が100を失う必要なんて、どこにも無いじゃないですか。

負けたら離党とか、勝ったら相手陣営に冷や飯喰らわせるとか、それはとても極端な考え方だと思います。
勿論、代表選挙後は勝者側の軸に基づいて党運営がなされていくことには異論はありませんし、そうなっていくのでしょう。
しかし、勝者側の考えが100通るのってなんか変だなって思うわけです。

それって、なんか「冷たいな」って思いますし、敗者側の負の感情を蓄積させてしまうことは中長期的には党の利益には繋がらないと思います。
まさしく、「対立の迷路」に迷ってしまいますし、「同調の悲劇」が生まれてしまうのではないかと思います。

最終的には勝者の軸で党運営するとして、負けた側の想いも背負っていく。これこそ、「対決より解決」という考えに基づいた振る舞いだと思いますし、中道的な代表選挙であると言えるのではないでしょうか?

絶対者は不在である

私は今回、前原さんを応援しようと思っていますが、前原さんの考えが完璧だとは思っていません。
実際に選挙戦が始まらないと判断できない部分も存在しますが、やはり、いわゆる前原路線が完璧であるとは言えないでしょう。

相対的な考えで代表選挙に向き合う

「相対」繋がり

いやいや、「完璧ではないのになんで前原路線を推すのはおかしいじゃないか」って、そう思うかもしれませんが、人間なんて完璧なわけが無いんです。この世に神はいません、存在するのは人間だけなのです。

急に哲学的な話になってしまいましたが、割と真面目に思っていることです。前原路線、良いところもあれば悪いところもあるでしょう。しかしそんなのは当たり前のことです。

勿論、玉木路線とて完璧ではないでしょう。それだって別におかしな話ではありません。
絶対的な価値観や尺度を以て、誰を応援するかを決める必要はないのです。
政治家などは所詮、有権者の道具なわけですから、相対的に自身の考えに近い政治家を選んで、少しでも狙い通りに働いてもらえば十分なのです。

互いに足らざるものを持っている

少し話が逸れましたが、いずれにせよ、玉木氏、前原氏共に完璧な存在ではありません。それは要するに、どちらの路線にも足らざる部分があるということです。
玉木さんが持っていないものを、前原さんが持っているかもしれません。
前原さんが持っていないものを、玉木さんが持っているかもしれません。

そんな状況で行われる代表選挙の役割とは、この不完全な両者の考えを上手くミックスした集合知の構築にあるのではないでしょうか。
異なる考えや価値観を持つ人物というのは、民主主義の政党においては宝物です。それはそれは、得難い財産です。

「非共産」の代表選挙を

ことあるごとに、「〇〇党から出て行け」とか、「〇〇がいなければ〇〇党を支持する」といった言葉が使われることは珍しくない印象ですが、それってなんだか、日本共産党みたいな考え方だと感じます。

勿論、共産党ほど極端なわけでないでしょう。しかし、突き詰めていけば共産党のような話になってしまいます。

異なる価値観は財産だ

異なる考えを持つ人は、異なる知識や経験を持っている人です。
この世界、一つの考え方で渡り切れるほど単純なものではなく、仮に一つの考えに先鋭化していった先に大きな失敗に直面したとして、それこそ、その政党は座礁してしまいます。

ですが、異なる考えの人も存在することによって、そういった事態は防ぐことができます。

戦前の非主流派の時代を経て、戦後の日本を代表する大宰相になった吉田茂

日本は第二次世界大戦で手痛い敗北を迎えましたが、国が亡ぶことはありませんでした。
これには様々な要因があると思いますが、戦中、戦争を推進する日本政府に対峙した、いわゆる非主流派であった人材が戦後に活躍したからです。
もし、こういった人々が全て処刑でもされてしまっていたら、日本丸は座礁していたのではないでしょうか?

集合知を構築する

いささか極端な話をしましたが、それは代表選挙においても同様と考えます。
選挙後、便宜的に勝者側の路線で党は突き進むでしょう。
しかし、その路線とて完ぺきではない以上、上手く行かない局面が出てくるかもしれません。
そういった時に、集合知として、敗者側の考え方もキープしておくことによって上手い危機管理に繋がるのです。

仮に、玉木さんが勝つにしても、前原さんが勝つにしても、それは同じ話です。
異なる路線や考え方が幾重にも存在することが、国民民主党として選べる選択肢やオプションの豊かさに繋がっていくのです。
異なる考えの存在は必ずしも無駄ではありません。今現在は必要なくとも、やがて選べる選択肢という意味において冗長性であると言えるのです。

私は、どういう代表選挙を望むのか?

話をまとめます。
今回の代表選挙、私はどっちが代表になってもいいと思っています。
心の底から、そのように考えています。

しかしその前提として、今回の代表選挙を政敵を打ち負かす道具としてではなく、集合知構築のプロセスとして位置付けたうえでうまく機能させていくことは欠かせないと思っています。

立場上、前原さんを応援しますが、それは対峙する玉木代表あってのものです。立候補に感謝しています。

誰が代表になるという結果ばかりではなく、いかに、互いの知識や経験を共有していけるかが肝になると思います。
これは立候補者である玉木さんや前原さんだけの話ではありません。
玉木陣営、前原陣営というようにそれぞれの候補を応援する我々一人にとっても良い機会になると思います。

「つくろう、新しい答え。」

敵対陣営の考えを全否定するのではなく、集合知という名の「新しい答え」を作るための代表選挙になることを願います。

「対決より解決」を

政敵に冷や飯を食らわせるための道具としてではなく、それぞれの持ち合わせる解決策を共有するための代表選挙になることを願います。

「先導型」の代表選挙を

他の政党には真似できないような、代表選挙の模範となるような代表選挙になることを願います。

#国民民主党にワクワク

とにかく、楽しみましょう。国民民主党にワクワクできるようなそんな代表選挙になることを、私は願います!

結び

以上、今回の代表選挙における私の意思表明でした!
よろしければ、今回の代表選挙を盛り上げるためにも、今記事の拡散のご協力をお願いします!
ご自身が書くnote等で本記事を引用していただいても構いません!(確認不要)

お読みいただきまして、ありがとうございました!



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