YAKUMO
ブログを書かなくなり早5年。じゃきかねぇであろう。
140文字の制約に慣れ、自身の文章表現力もその枠の中でだけ根を生やし、窮屈だったはずのその枠の外での表現を許された途端、地平線も見えない広大な空間に恐怖すら覚えるのであった。
つーか別に140文字の表現しか許されてなかった訳じゃなくね?という。音楽も一緒だが書かないと書けなくなる感じはある。
以前は自分の脳みそからとめどなく流れ出るソレを言葉っつー器で何とかこんとかできるだけ受け止めて、指やらキーボードやらのインターフェースで起こしていたイメージがある。がどうだ。書けないんじゃないか、という恐怖が訴えてくる。ディスプレイの余白が。
ディスプレイはディスプレイでしかない。発光してる無機物の集合体でしかないというのに。
何が変わったのかは明白。
脳から溢れているのは相変わらずの取るに足らない主観、雑感、偏見、不平とかそんなもんである。
ビジネス文書的な定型文の書き方だけを覚えたここ数年ではあるが。
またなんか書いてみたいという気持ちが起きるのである。
ここまでで446文字。浮かび上がるのは取るに足らない数値と客観に捉われているだけの自分である。
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